ボコられ風俗第2弾小説
【ボコられ風俗アフター3P編】



 前回までのあらすじ

 ボコられ風俗でサユリからの本気腹パンチを耐えきり、【専属トレーナー】になった主人公。専属トレーナーの特典で、サユリをどこにも呼び出せ、料金も9割引きになったことをいいことに、主人公は毎日のようにプレイを楽しむのでした。



 ●●●



 専属トレーナーになって、僕はますますサユリさんにのめりこんでいった。

 料金が9割引きになったのをいいことに、サユリさんの出勤日には毎日のように彼女を呼んだ。サユリさんは本当にどこでも出張サービスをしてくれた。そうなると場所にもこりたくなる。郊外の廃校になった校舎が一日レンタルをしていることを知ると、すぐに貸し出しの申請を出した。

「どうですか、相羽さん」

 学校の教室。

 机や椅子はないガランとした空間に僕とサユリさんが二人だけで立っていた。古い校舎の匂いが哀愁を誘ってくる。けれどそんな昔を懐かしく感覚は、目の前で立つ女性の魅力の前に消えてなくなってしまっていた。

「ウッ」

 呻き声が漏れる。

 サユリさんは高校の制服姿だった。今時古風なセーラー服。夏用の白い制服を着用したサユリさんの姿は魅力的過ぎた。

「小さくて、着るのが大変でした」

 それはそうだろう。

 見れば分かる。高校卒業後も成長を続けたのであろうサユリさんの体は、高校時代の制服ではおさまらないようだった。上半身は胸が張り詰めてすごいことになっていて、丈があわなくて下乳が見えてしまっている。そのせいで引き締まった細い腰が完全に露出してしまっていて、それを見るだけで僕はゴクリと唾を飲み込む。胸元は閉じることができずひらかれたままになっており、サユリさんの爆乳の谷間が惜しげもなくさらされていた。

「そんなに凝視されると、さすがに恥ずかしいです」

「あ、ご、ごめんなさい」

「そんなによかったですか?」

「は、はひ。す、すごくかわいいです」

「ふふっ、ありがとうございます」

 サユリさんがクルリと一回転してその全身を見せてくれる。教室というシチュエーションもあいまって学生時代に戻った気がした。これから始めようとするプレイに期待が高まった。

「シチュエーションプレイですよね」

 サユリさんが言う。

「わたしがボクシング部に入部してきた新入生で、相羽さんがその顧問の先生でしたっけ?」

「は、はい。その・・・・・サユリさんが中等部で顧問の男性教師をボコボコにしたっていう場面を再現してもらいたくて」

「ああ・・・・・いいですね。それなら、おチビちゃんのこと、たくさん可愛がってあげられそう」

 うっとりとサユリさんが笑った。

 僕をボコる時に浮かべるようになった妖艶な笑顔。それを受けてしまったらもうダメだった。サユリさんの魅力を前にして、はやくもグロッキー状態になる。

「はやく犯りましょうか、おチビちゃん」

 期待で僕の心臓が破裂しそうになった。



 *



 ボクシンググローブを装着して教室の中で相対する。

 セーラー服を着てボクシンググローブをつけているサユリさんの姿はすごく魅力的だった。

 僕はボクサーパンツに上半身裸という格好で、同じくグローブを装着していた。プレイを楽しむために自費購入したものだ。けっこうな値段がしたけれど、満足だった。

「先生、どうしてわたしだけ試合しちゃダメなんですか?」

 サユリさんが演技がかった口調で言う。

 既にプレイは始まっているのだ。サユリさんはボクシング部に入部したばかりの新入生で、僕は顧問の男性教師・・・・・・サユリさんから教えてもらった教師の言葉を口にする。

「お、おまえはまだ経験が浅いんだ。だから試合はダメなんだよ」

「嘘ですよ。だって、先輩の男子とこの前試合したらわたしが勝ちました。ボクシング歴1ヶ月のわたしが、総体で準優勝した先輩をボコボコにしたんです。顔面がパンパンに腫れ上がって意識が戻らなくなってしまった先輩の姿、先生も見てましたよね?」

 怖い。

 中学生の頃のサユリさんは好戦的だった。初めて経験するボクシングという競技にのめりこんでいる。純粋な向上心の塊といった感じ。その餌食にされる男たちが、かわいそうな気がした。

「あ、あまり調子に・・・・のるなよ」

 つっかえながらサユリさんに教わっていた顧問教師の言葉を口にする。

「ボクシングをはじめてまだ1ヶ月しか経っていない素人が、デカい口を叩くな」

「そんなの試合をさせてもらえない理由になりません」

「ちょ、調子にのってるんだよ、おまえは。そんな奴をリングの上にあげることはできない」

 僕の言葉を受けた教え子が不服そうな表情を浮かべた。

「・・・・・負けることが怖いくせに」

「な、なに?」

「指導してきた男子の先輩たちがわたしに負けるのが怖いんですよね? 自分が手塩に育ててきた男たち素人の女にボコボコにされるのが嫌なだけでしょ?」

 サユリさんの演技が迫真のものになる。

 もしかすると当時のことを思い出してサユリさんは本当に怒っているのかもしれなかった。

「先生が相手になってくださいよ」

「お、おまえ」

「いつも自慢してましたよね? 俺はプロ試験を受けたこともあるんだって。まさかそんな先生が、素人の挑戦から逃げることなんてないですよね?」

 挑発してくる。

 僕は言った。

「いいだろう。その思い上がった態度を後悔させてやる」

 ニヤリと笑うサユリさん。

 やはり中学校の頃の彼女は好戦的だ。そしてもちろん、思い上がった態度を後悔させられたのは顧問の男性教師のほうだった。

「ぴっぎゃあああッ!」

 試合が始まる。

 教室の中で殴られる。最初から相手にもならなかった。サユリさんは軽快なフットワークを重ねながら次から次へと、その拳を顧問教師である僕の体にめりこませていった。

(お、重い)

 その一撃一撃が重く自分の体にダメージを蓄積させていく。

 セーラー服に身を包んだ新入生の女子生徒にボコられていく。教室の中で教え子の女子生徒から殴られ、手も足も出ずに蹂躙されていく。

「どうしたんですか、先生」

「うううッ!」

「足、とまってますよ?」

 教え子からバカにされる。

 悔しさと焦りで必死に足を動かそうとする。しかしすぐにパンチが僕の体に着弾する。逃げようとする考えすら先回りされてしまっている。セーラー服姿の女子生徒のパンチによって、ボロボロにされていった。

「ふふっ、弱いですね、先生」

「うううッ」

「ひょっとして、プロ試験を受けたことがあるっていうのも嘘なんじゃないですか? ボクシングをはじめて1ヶ月しかたってないわたしにボコボコにされて、恥ずかしくないんでしょうか」

 ボッゴおおッ!

 バッギイイッ!

 メッシイいッ!

 殴られながらバカにされる。

 その殴り地獄が苛烈なものになっていく。もはやステップを踏むこともできず両腕を体の前に構えてガードすることしかできない滅多打ち。教え子のパンチの重さに驚愕しながら、なんとか顔面だけは守る。くすりと目の前の女子生徒が笑った。

「ガラ空き」

 ドッゴオンッ!

「ひっぎゃあああッ!」

 腹にめり込んだパンチで悶絶する。

 一瞬にして白目になって教室の床に崩れ落ちる。体を逆「く」の字にしてジタバタと暴れる。息が吸えない。腹を殴られただけで一発KOされてしまったのだ。

「ふっ、よわっ」

 吐き捨てたような声に体が震える。

「よくそんな弱さで、わたしにあれこれ指図できましたね」

「ゆる・・・・して・・・ゆる・・・じで・・・・・」

「これで分かりましたよね。先生よりわたしのほうが強いんです。わたしがその気なら、このまま先生のこと殴り続けて、殺すことだってできます」

 教室の床に倒れて悶絶しながら、セーラー服姿の教え子に見下ろされる。

 その冷たい瞳が恐ろしくて仕方なかった。

「ふっ」

 怯えた僕のことを鼻で笑う。

 若くて好戦的な女子生徒が血祭りにあげた顧問教師をさらに追い詰めることにしたらしい。自然な仕草で上履きを脱いで生足をさらす。そしてミニスカートから伸びる長くてムチムチした足を僕の眼前に突き出して、言った。

「舐めろ」

「ひいいいッ!」

「聞こえなかった? 足舐めろって言ってるんだけど?」

 冷たい声。

 いつものおっとりした様子はどこにもなく、頭上には冷たい女王様が不機嫌そうにしている。

「舐めないなら続きするよ?」

「あああああッ!」

「またボコボコに殴る。おまえの顔面が変形するまで、徹底的にやる」

「ゆるじで・・・・ゆるじで・・・・・」

「それが嫌なら、ほら、舐めろ。ぺろぺろって、教え子の足を無様に舐めるんだよ」

 ぐいっとさらに教え子の足が突きつけられる。

 僕の頬をぐいっと乱暴に踏みにじってくる。その一部始終を冷たく見下ろされていた。僕に選択の余地なんてなかった。

「ぺろ・・・ぺちゃ・・・・・」

 舐めた。

 教え子の足に舌を這わせて、ぺろぺろと舐めていく。許してほしくて、これ以上殴られたくなくて、僕は必死に舐めていった。

「あ~あ、舐めちゃった」

 教え子の呆れた声が聞こえてくる。

「暴力で脅されて舐めちゃったね」

「ぺろ・・・ぺろぺろ・・・・・」

「はるか年下の教え子に殴られるのが嫌で屈服しちゃった」

 バカにされながら舐める。

 ふっと教え子が再び鼻で笑った。

「これからはわたしに絶対服従ですよ、先生」

「は、はひいい」

「とりあえず、今日からわたしは男子の先輩たちとスパーを続けます。男子を殴るのってとっても楽しくて気持ちがいいんですよね」

 うっとりとした表情を浮かべながら女子生徒が続ける。

「ふふっ、先生が手塩に育ててきた生徒たちが、ボクシングを始めてまだ1ヶ月もたってない女にボコボコにされていくの見ていてくださいね」

 グッシャアンンッ!

 最後に脳天から踏み潰される。

 教室の床に顔面をおしつけられながら、グリグリと蹂躙される。惨めに、無様に。教え子にボコボコにされて大事なボクシング部をのっとられてしまったのだ。そう思えば思うほどに、僕は興奮して、肉棒を固く勃起させるのだった。



 *



「どうでしたか、相羽さん」

 にっこりとした笑顔でサユリさんが言った。

 シチュエーションプレイが一段落した教室の中―――仁王立ちになったサユリさんの足下で膝まづきながら、彼女の言葉を聞く。

「満足していただけましたか?」

「は、はひっ。すごかったです」

「ふふっ、よかったです」

 にっこりと笑ったサユリさんが僕にさんざん舐めさせた右足を振り上げ、優しく僕の脳天に置いた。力は込められていない。象徴的に頭を踏んで優しく撫でてくる。ねっとりとした足使いだけで僕は昇天しそうになった。

「この後、中学生のわたしは宣言通りにボクシング部を私物化しました」

「し、私物化?」

「はい。放課後は毎日のように先輩男子とスパーをして、顔面が変形するまでボコボコにしていました。中学生の頃のわたしは今よりもすごく残酷だったんですよね。弱い男のことはいくらボコボコにしても良いと本気で思っていましたから」

 僕のことを見下ろしながらサユリさんが笑う。頭を撫でてくる彼女の大きな足裏がさらに強さを増していた。

「先生のことも定期的に殴りました」

「ひいッ」

「男という生き物はすぐに増長してしまいますからね。たまにボコボコにして分からせてあげる必要があったんです。リングの上で徹底的に殴って最後には足舐めさせて身の程を分かってもらいました。そのおかげか、わたしが卒業するまで先生は絶対服従で、とても便利でしたね」

 恐ろしい。

 そしてとても美しい。

 僕はサユリさんに足で頭を撫でながら陶酔しきった表情を浮かべてしまった。

「ふふっ、おチビちゃん、かわいい」

「あ、あ、あ」

「まだ時間はあります。次のシチュエーションプレイにいきましょうか」

「ひ、ひい」

「次は高校生の時、プロ志望だったジムの男をボコボコにして再起不能にしたシチュエーションでやりましょうか。それとも大学生の時にヤリサーのテニスサークルの不良たちを壊滅した時のにしますか?」

 サユリさんも楽しんでいる。

 それが伝わってくる。

「はやくやりましょう、おチビちゃん」

 逆らうことなんてできない。

 彼女の過去のすごさを分からされていく。残りの時間のすべてで殴られ、悶絶し、最後には射精させられてしまう。それがずっと続いた。

 

 ●●●



 呼び出しはどこでもOKというのは本当だった。

 どこにでもサユリさんは来てくれるのだ。とある日のプレイ場所に指定したのは僕の自宅だった。

「うわ~、ここが相羽さんのご自宅なんですね」

 感心したようにサユリさんが言った。

 大人っぽい服装に身を包んだサユリさんが自分の家にいることに現実感がもてない。とてもいい匂いが自分の家にただよっていた。

「ちゃんと綺麗にしてるんですね」

「い、いや・・・・サユリさんが来るので掃除しただけですよ」

「そうなんですか? ふふっ、わたしのためにありがとうございます」

 笑いながらサユリさんが自然とベットに腰かけた。

 彼女の巨体でベットがミシっと音をたて、スプリングがギシっと淫らに鳴った。あのサユリさんが僕のベットに座っている。大きなお尻が僕の布団を押し潰している。そう思うだけで興奮がマックスになって、ズボンの上から分かるくらいに勃起してしまった。

「さっそく始めましょうか」

「は、はひ」

「でもさすがにこの場所でボクシングをやるわけにはいきませんからね・・・・・・近所迷惑にならないように悲鳴も抑えめにしないといけません」

 プロ意識高めのサユリさんがひとしきり悩むと、「そうだ」と声をあげた。

「これなら大丈夫そうです」

「さ、サユリさん?」

「楽しみにしてくださいね、おチビちゃん」



 *



「あ、あ、あ、あ、あ、あ」

 僕の口からくぐもった喘ぎ声が漏れていく。

 ベットの上に座った僕の体は背後からサユリさんに抱きしめられていた。足を大きく前に投げ出すようにして座ったサユリさんの太ももと太ももの間に僕の体が拘束されている。彼女の吐息を耳元で感じられるほどの完全密着。そんな中でも一番隙間なく接触しているのは僕の首と彼女の左腕だった。背後からの片腕チョークスリパー。僕は首を絞められていた。

「あ、あ、あ、あ、あ」

 かろうじて息を吸える程度の締めつけ。

 喘ぎ声をもたらすのは彼女の右手だ。僕の体の前にまわされたサユリさんの長い指が、永遠と僕の乳首をいじくりまわしていた。そのねちっこく、執拗な乳首責めの前に、僕の口からは喘ぎ声しか漏れなくなってしまった。

「声、大きすぎますよ?」

 ぎゅううううううッ!

「ぐえええええええッ!」

 喘ぎ声が大きくなると僕の首に巻きついた彼女の左腕の力が増してしまう。そうすると喘ぎ声も奪われてしまい、僕は酸欠の恐怖で暴れるしかない。しかしどんなに暴れてもサユリさんの巨体をビクともさせることができない。ギシギシと淫らにベットのスプリングだけが鳴いていた。

「ふふっ、ベットの音、セックスしてる時みたいな音をだしてますね」

 僕の耳元でサユリさんが囁く。

「ほら、ギシッギシッて音を立ててます」

「ひっぎいいいッ」

「本来なら男性が女性に腰を振って出ちゃう音ですよね? それなのに、今のおチビちゃんは、女性に背後から首を絞められて、乳首責めされて、アンアン喘いで、苦しくって体を暴れさせて、ベットをギシギシさせちゃってる。情けないですね」

 言葉責めされる。

 その吐息が僕の耳を犯し、言葉によって被虐の快感が刺激されていく。

(しゅ、しゅごいいいい)

 苦しいはずなのに限界まで興奮してしまう。

 サユリさんの大きくて柔らかい体に埋もれるようにして首を絞められながら、股間ではフル勃起した肉棒がピクピクと痙攣していた。

「ふふっ、首絞めを緩めてあげます」

 言葉と共に左腕の力が緩められた。

 くぐもった悲鳴が甘ったるい喘ぎ声に変わる。

「あ、あ、あ、あ、あ、あ」

 乳首責めは継続。

 熟練した指使いで、サユリさんが僕の乳首を犯していく。暴れていた僕の体が脱力して弛緩し、サユリさんの体に身を預けてされるがままになってしまう。

「ふふっ、かわいいです」

「あ、あ、あ、あ、あ」

「このままずっと首絞めしながら乳首責めしてあげますね。声が大きくならないようにしてください。そうじゃないと」

 ぎゅうううううッ!

「ぐええええええッ!」

「こうやって強く首絞めますからね」

 遊ばれているのが分かる。

 時間をかけて首を絞められ、乳首を責められる。肉棒には一切の刺激を与えられずに悶々と快感だけを高められていく。1時間が経過した頃、ようやくサユリさんが許してくれた。

「足で射精させますね?」

 がしっ。

 彼女の両腕が僕の首に巻きつく。

 同時に前に大きく投げだされていたサユリさんの足があぐらをかくように曲げられ、足裏と足裏で僕の肉棒を挟み込んでしまった。

「あひいッ」

 焦らされ続けた肉棒への刺激だけで体が痙攣する。

 しっとりとした感触のサユリさんの足裏。その身長を支える大きな足裏が僕の一物を完全に挟み込んでしまっている。生足の感触をダイレクトに感じて、僕は悶絶してしまった。

「挟んだだけでそれだけ興奮していては持ちませんよ?」

 サユリさんのねっとりとした声が耳元で響く。

「今からこの状態でシコシコするんです」

「あひ・・・・・ひい・・・・」

「両腕で首を締め上げ声を奪いながらシコシコします。わたしの大きな足裏でおチビちゃんのことめちゃくちゃにレイプするんです」

 分からされる。

 興奮で頭がおかしくなりそう。サユリさんが耳元で囁いた。

「開始です」

 シコッ! シコッ!

「ひいいいッ!」

 サユリさんの足裏が上下運動を始める。

 足裏と足裏で器用に僕の肉棒を挟みながらのピストン運動。膣内ではなく足裏と足裏でできた穴に挿入された僕の肉棒が言葉どおりレイプされていった。

「きもちいですか?」

「あ・・・あひい・・・・」

「ふふっ、首も絞めます」

「ぐえええッ!」

「足コキも続けます」

「ああ・・・アヒン・・・」

「首絞め、ぎゅうううッ!」

 性の快感と死の恐怖。

 それが同時にもたらされて僕の頭がバグる。首にはサユリさんの両腕が巻きついているので逃げることなんてできない。みっちりと彼女の両腕が僕の首に隙間なく密着してしまっている。言葉を奪われた僕は、苛烈な首絞めで声まで奪われてしまう。

「か・・・・カヒュ―――」

 か細い呼吸音。

 白目をむいた瞳。

 限界まで勃起した肉棒が足裏に犯されて、すぐに限界を迎えた。

「イけ」

 どっびゅうううッ!

 びゅっびゅううッ!

 射精する。

 自分の布団に向けて盛大に精液を噴火させていく。全身が肉棒になってしまったかのようなすさまじい快感。それに感じ入るヒマも与えないようにサユリさんの両腕にも力がこもり、僕の息の根を止めに来た。

(無理・・・・・無理・・・・)

 悲鳴すらあがらないほどの苛烈な締めつけ。

 射精中の肉棒に与えられる足裏ピストンによる逆レイプ。

 それらをすべて満喫しながら僕は意識を手放した。その瞬間、背後から「大好きです」という声が聞こえた気がした。



 ●●●



 サユリさんと毎日プレイを楽しんだ。

 けれどさすがにサユリさんを呼び過ぎたのだろう。今日もサユリさんと楽しもうと思って彼女に電話をかけると(専属トレーナーになるときサユリさんは電話番号も交換してくれた)、申し訳なさそうにサユリさんが言った。

「ごめんなさい。さすがに店舗にいなさ過ぎだって、店長に怒られてしまいまして、今日は出張プレイできないんです」

 電話越しではあってもサユリさんが申し訳なさそうな表情を浮かべているのが分かった。

「すみません。さすがに呼び過ぎですよね」

 僕は反省していた。

 ほぼ毎日サユリさんとプレイを楽しんでいたのだ。その間彼女は店舗に出ることはできない。出勤ノルマというのがあるのかどうかは分からなかったけれど、さすがにやり過ぎてしまったのだろう。

(でもサユリさんに会いたい)

 自分の気持ちに嘘をつくことはできなかった。

 出張プレイはできない。それなら、

「僕が店舗に行きますよ」

「え?」

「久しぶりに店舗でしましょう。迷惑かもしれないですけど、僕は毎日でもサユリさんと一緒にいたいんです」

 善は急げと店舗に電話をして予約をする。

 サユリさんの出勤時間は間近に迫っていた。僕は久しぶりにボコられ風俗の店舗を訪れることになった。そこで僕は新しい出会いを果たすことになる。



 *



 身支度をととのえてすぐに出発した。

 ボコられ風俗の店舗に入る時には懐かしさが心を満たした。カウンターに向かって受付係の女性に声をかけようとする。そこで「う」と呻き声をあげてしまった。

(ギャ、ギャルだ)

 受付に座っているのはギャルだった。

 金髪の髪がまぶしい。若干ではあるが日焼けした肌はその子の野生味を増させているように見えた。かなり露出の高い格好をしており、ヘソ出しのTシャツを押し上げている大きな胸が目に飛び込んでくる。腰まわりは細いのに筋肉が乗っていて、その臀部の大きさとあいまってかなり分厚い印象を受けた。

(身長も・・・・おおきい・・・・)

 顔立ちは幼いものがあり、年下であることは分かったが、その体は明らかに僕よりも上だった。これまで店舗で会ったこともないギャルを前にして、僕は一歩も動けなくなった。

「らっしゃっせー」

 ギャルが僕に気づき気怠げに言う。

 すぐにこちらに興味を失ったようで手元のスマフォに視線をおとして何やら操作をしている。足を組み替えたことにより、ミニパンツから伸びるムチムチの褐色太ももに筋肉の筋が浮かんだ。僕は興奮しながらなんとか口をひらいた。

「あ、あの・・・・予約した相羽ですが」

 ちらりとギャルの視線が僕を見据える。

 じいっと凝視するようなクリクリの大きな瞳が僕を貫いた。

「アイバ?」

「は、はい。サユリさんを予約したんですが」

「ああッ! あんたが相羽!?」

 気怠げな雰囲気が一瞬でなくなる。

 そして彼女の顔にニンマリとした笑顔が浮かんだ。獲物を前にした女豹といった感じ。ニヤニヤと笑いながら彼女が続ける。

「へ~、アンタがね~」

「な、なんですか?」

「別に~? 当店ナンバー1選手のサユリさんの専属トレーナーに選ばれた男がいるって聞いて、どんな奴か興味があるだけ~」

 女性が立ち上がる。

 すぐに僕の間近まで迫ってきた。その肉体の迫力を前にして僕は自然と唾を飲み込んだ。

「サユリさんの腹パン耐えたんっしょ?」

「え? あ、はい」

「すごいよね~。そんなふうには見えないけど」

 ニヤニヤ笑いながら彼女が僕の腹をドスンと叩く。思わず呻いてしまうような強さだった。

「ウチはヒトミっていうんだ~」

「は、はあ」

「大学1年生。総合格闘のサークル入って楽しくやってる。打撃より寝技が得意で~す」

 女性が僕の肩に腕を置いてもたれかかってくる。身長差から僕は自然と彼女のことを見上げるしかなかった。

「あ、あの?」

「ん~?」

「え、ええと・・・・僕、サユリさんを予約したんですが」

「それ、さっき聞いた」

「は、はあ」

 ニヤニヤ笑いながらギャルがさらに僕にもたれかかってくる。その大きな体に圧倒される。若い女の甘ったるい匂いで頭がクラクラした。

「ねえ、ウチとやろうよ?」

「はあ?」

「今日のプレイはウチが相手してあげるって言ってるの。サユリさんが専属トレーナーに指名した男がどんな奴か・・・・・興味あるんだよね」

 さらに体が押しつけられる。

 深い谷間をつくった褐色の爆乳が体に擦りつけられてくる。柔らかいながらも弾力のある二つの塊によって体が硬直する。逃れられない男の習性によって僕の視線は彼女のおっぱいを凝視してしまった。

「おっぱい好きなん?」

「え、あ、い、いや」

「Kカップあるよ。おっぱいだけはサユリさんより上なんよね~」

 勝ち誇った表情で見下ろしてくる。

 具体的な数値を聞いてしまってますます彼女のおっぱいに夢中になってしまう。それを良いことにヒトミが僕の肩におっぱいを乗せてその大きさを強調してきた。ずっしりと重い乳肉の感触で僕の体が押し潰されそうになる。

「でかいっしょ?」

「は、はひ」

「男の子はみんなデカいおっぱい好きだもんね~」

「う、うううッ」

「このKカップおっぱいでたっぷりかわいがってやるからさ~。ね、ウチとやろうよ」

 さらにおっぱいを押しつけられる。

 さきほどから甘ったるい匂いで頭が麻痺して仕方なかった。思わずヒトミの申し出を受け入れてしまいそうだ。けれど僕は強い意志をもって言った。

「だ、ダメですよ。僕はサユリさんとするんです」

 それだけ言ってヒトミから逃れようとする。

 けれどもヒトミの両腕が僕の頭部に巻きついてきて、有無を言わさぬ力でおっぱいに押しこめられた。大きなおっぱいが僕の顔面を捕食し、身動きがとれなくなってしまう。

(しゅ、しゅごいいいいッ)

 おっぱいの感触だけで悶絶する。

 柔らかさだけでなくしなやかさもあるような極上の乳肉。Tシャツからこぼれそうになっている大きなおっぱいに顔を突っ込まれて、その感触と、さらに強くなった甘ったるい匂いでガクガクと震える。

「ウチのおっぱい、すごいっしょ?」

「ひいいいッ!」

「なんかフェロモンやばいらしくて、これくらった男はみんなウチの操り人形になるんだよね~。寝技やってると、耐性ない男はそれだけで射精しちゃうの」

 ニヤニヤ笑いながら話しかけてくる。上乳に鼻から下を埋もれさせて、上目遣いでヒトミを見上げると、彼女はニンマリとした笑顔を浮かべていた。

「で、どうする?」

「むううううッ!」

「やるの? やらないの?」

 さらにKカップおっぱいをおしつけられる。

 ぐんにゃりと乳肉が僕の体を侵食してくる。冗談抜きに腰が抜けて倒れそうになり、それをヒトミに抱きしめられてしまう。おっぱいに埋もれておっぱいフェロモンで体がピンと伸びきってしまう。完全脱力。それでも僕はなんとか言った。

「さ、サユリさんを裏切れません」

「あ?」

「もう勘弁してください」

 年下JDに涙目で懇願する。

 じいいっとギャルの冷たい視線が僕を貫く。おそらく僕なんかよりも何十倍も強い女豹が怒っている。それが何よりも恐ろしい。

「ふーん、やっぱ、簡単にはいかないか」

 よく分からない言葉。その言葉の意味を考えるヒマもなくヒトミがニンマリと笑う。

「OKOK。なら、3Pしよっか」

「は、はあ!?」

「3Pだよ3P。言っておくけどおまえに拒否権ないから。サユリさんにも貸しがあるから、あの人も断れないだろうしさ~。いいね~、燃えてきたし」

 がしっと乱暴にヒトミが肩を組んでくる。

 これ以上ないほどに密着しながら褐色ギャルが歩き出し、僕はされるがままに着いていくしかなかった。

「ほら、とっとと歩け。プレイルーム行くよ?」

「な、ちょ、ま、待って」

「待ちませ~ん。ぷぷっ、つーかお前の足短すぎない? 歩幅がぜんぜん違うんだけど」

 肩を組まれた状態でヒトミが普通に歩いて行く。僕は早歩きになりながら、半ば引きずられるようにして連行されていった。これが地獄の始まりだった。



 *



「いいですね。一緒にやりましょう」

 ヒトミからの3P提案をサユリさんは心よく快諾した。

 それが少し意外だった。独占欲の強いサユリさんのことだ。ヒトミが僕のことを殴ることを拒絶すると思っていたんだけど・・・・・、

「3Pでやったほうが、おチビちゃんのこともっとかわいがってあげられますからね」

 ねっとりとしたサユリさんの声で体がビクンと震える。はやくもサディストモードになったサユリさんが、優しげな笑顔を浮かべながら大迫力で僕のことを見下ろしていた。

「なになに? サユリさんってば、こいつのこと「おチビちゃん」って呼んでるんッスか?」

 そんな僕とサユリさんの会話に割って入ってきたのはヒトミだ。

 金髪ギャルの年下JDがバカにしたように僕を見下ろしてくる。

「あ~、体格差で負けて興奮するマゾか~」

「ち、違う」

「違わないって。だってさっきからウチの体に負けて興奮してるっしょ? さっきも足の短さバカにされて興奮してたよね?」

 図星だった。

 ヒトミがニンマリと笑う。

「じゃ、ウチはおまえのこと「チビ」って呼ぶわ」

「ひい」

「よろしくな、チ~ビ」

 ヒトミが片手で僕の頭を撫でてくる。

 年下JDにチビ呼ばわりされながら乱暴に頭を撫でられ、屈辱で顔が歪むのと同時に、肉棒がビギンッと勃起してしまうのを我慢できなかった。

「ほら、チビマゾじゃん」

「ひ、ひい」

「年下のウチに身長で完敗して興奮してる」

「あ、や、やめ」

「たあっぷりかわいがってやるからな。覚悟しろよ、チ~ビ」

 乱暴に扱われる。

 それがサユリさんとの大きな違いだった。金髪爆乳ギャルを前にして僕の体が恐怖と興奮でビクビクと震えてしまっていた。



 *



 リングの上に立つ。

 僕はいつもの上半身裸のボクサーパンツ姿。ボクシンググローブを装着するのもだいぶ慣れてきた。慣れないのは目の前の女性達の姿だ。

「ふふっ、店舗でやるのは久しぶりですね」

 サユリさん。

 彼女は露出が多いビキニを着用していた。そのせいでサユリさんのおっぱいがこぼれそうになっている。肌色の暴力で頭がおかしくなりそう。鍛えられた腹筋と大きな臀部、それに長くてムチムチした足を前にして何も言えなくなってしまう。

「ププッ、チビの体、すっげえ貧相じゃん」

 ヒトミ。

 僕のことを心底バカにして見下ろした彼女も同じくビキニ姿だった。金色の布地からこぼれているKカップ爆乳に目が奪われる。褐色の肌には全体的に筋肉がついていてアマゾネスといった印象を強くする。それでいて柔らかそうな皮下脂肪をまとって女性らしさを失っていない。立っているだけでうっすらと筋肉の筋が浮かび上がっているムチムチ太ももからも目が離せなかった。

「今回はルールを設定すっから」

 ヒトミがニヤニヤ笑いながら言う。

「リングの中で鬼ごっこする。鬼はウチとサユリさん。逃げるのはチビ。3分間のうちにチビはリングのコーナーポストのどれかにさわるだけでいい。そうすれば脱出扱いにして解放してやる」

「か、解放?」

「そ。それ以上は何もしないであげる。そのかわり、3分間でリングから脱出できなきゃ、罰ゲームだから」

 ヒトミの嗜虐的な笑顔がさらに輝く。

「大の大人がみんな泣き叫びながら命乞いを始めちゃうリング内鬼ごっこ。チビはどれくらい保つかな~?」

「ふふっ、楽しみですね」

 ヒトミもサユリさんも笑顔だ。

 戦々恐々としているのは僕だけだった。身長が高くて自分よりも身体能力が高い女性たちに追われる身となった僕の心細さといったらなかった。狩られる側と、狩る側。それが明確に定められた関係性の中で、鬼ごっこが始まった。

「ほらほら、逃げろ~」

 ヒトミがニヤニヤしながら僕に近づいてくる。

 それと同時にリング近くのタイマーが「3:00」から「2:59」へとかわり、時間が刻まれていく。3分間。この間に僕はリングのコーナーポスト4本のうちのどれかにタッチしないといけないのだ。

「どうしたどうした~、逃げないのか~?」

「うっ」

「ならこっちからいっちゃうよ~」

 ニヤニヤ笑いながらヒトミが近づいてくる。

 彼女の青色のボクシンググローブが怖くて仕方なかった。僕の体が後ろに逃げようとする。途端にとてつもなく柔らかいもので逃げ場所をふさがれた。

「ふふっ、おチビちゃん、わたしも忘れないでくださいね」

 サユリさんだ。

 ひい、という悲鳴が漏れて僕の体が飛び退く。いつもの優しげな笑顔を浮かべていても、今の彼女は鬼役で、僕のことを捕まえてボコボコにしようとしている恐ろしい女性なのだ。

「ひいいいッ!」

 逃げる。

 左側にあるコーナーポスト。そこにむかって全速力で走って行く。しかし、

「ぷぷっ、おそっ」

「あああッ!」

 すぐヒトミに先回りされてしまった。

 その巨体を僕よりも速く動かして、たくみなステップを踏んで僕の前に立ちはだかる。その鍛え上げられながらもムチムチな肉壁を前にして僕の体がガクガクと震えた。

「ひいいいッ!」

 右へ。

 脱兎のごとく駆け出し―――同じことになる。

「ふふっ、通しませんよ?」

 サユリさんだ。

 まったく本気を出していない華麗なステップで僕の前に立ちはだかる。逃げられない。それが分かった。

(僕より・・・・速いんだ・・・・)

 彼女たちより小さな体をしている僕が勝てる見込みがあるのは速度だけだった。体重が軽いほうが瞬発力に優れているはずだ。それなのに彼女たち二人は僕よりも速い。パワーではたちうちできないのに、スピードでも負けてはどうすることもできなかった。

「ほらほら、逃げろ逃げろ~」

 ヒトミが楽しそうに追いかけてくる。

 ひい、と悲鳴を漏らした僕の体が動き、それをサユリさんに止められる。しどろもどろになったように右往左往する。右に左に、よろめきながら逃げようとして、恐ろしい女性たちに笑われていった。

(ダメだ・・・・無理なんだ・・・・)

 逃げられない。

 自分よりも身長の高い女性たちに囲まれて僕はリングから逃げることもできない。心を折られた僕の足が止まってしまう。ヒトミがニンマリと笑った。

「おらっ」

 ボゴオオッ!

 ヒトミのジャブが僕の顔面を貫く。重く鋭い一撃で首がのけぞりリングに倒れ込む。

「ひいいッ!」

 あまりの激痛に顔面をさわるのだが、傷一つついていない。ダメージを残さない初心者コースのための殴り方だ。けれど激痛だけは本物だった。

「痛いっしょ?」

「ひいいッ!」

「どんどんいくよ?」

 ボゴオッ!

 ドゴオッ!

 ボッグッ!

 宣言どおりにヒトミが殴ってくる。

 ニヤニヤ笑いながら手加減をしてパンチを放ってくるKカップJD。寝技が専門と言っていたのにパンチもすごかった。彼女の体が躍動するたびにおっぱいが揺れ、それを視認した瞬間に体のどこかに激痛が刻まれる。

「わたしも忘れないでください」

 ドッゴオッ!

 ボッゴンッ!

 ボッスンッ!

 そして本職のサユリさんも僕を殴り始める。

 ヒトミにはない繊細なパンチ。僕の体をどのように殴れば傷を残さず痛めつけられるかを熟知した女性にめった打ちにされる。

「ひいいッ!」

「あひいッ!」

「ひゃあッ!」

 ヒトミに殴られ体がよろめき、そこにサユリさんのパンチが直撃して体が戻され―――そこをヒトミに殴られる。

 二人は足をべたっとリングにつけて棒立ちになり、その巨体でもって僕の体をとじこめ、殴りまくってくる。僕の体は彼女たちのパンチによって翻弄され、右に左に揺れていく。そこに正確無比なパンチが直撃してまた揺れる。それが繰り返されていった。

(たじゅげで・・・・たじゅげで・・・・)

 もはや自分の体に自由意志はない。

 自分で歩くことも逃げ出すこともできない。パンチでよろめきパンチで踊る。ヒトミとサユリさんの拳によって僕の体が死のダンスを踊っていった。

「仕上げ」

 メッシイイイイッ!

 最後に僕の顔面にヒトミの豪快な右ストレートが直撃して終わった。青色のボクシンググローブが顔面にめりこみ、ずるっと僕の体がリングに落ちる。同時に3分を告げるブザーが「ブウウウッ!」と盛大に鳴った。

「はい、罰ゲーム決定」

 ヒトミがニヤニヤ笑いながら言う。

 恐ろしい女性二人がリングに倒れた僕のことを見下ろしていた。

「ウチからでいいッスか? サユリさん」

「ええ、いいですよ」

「ありがとうございます」

 僕を無視して僕の処遇を決めてしまう女豹たち。

 サユリさんが背後から僕の体を抱き起こす。両腕の下にサユリさんの腕が挿入されてそのまま持ち上げられてしまった。僕の後頭部にはサユリさんの両手があてがわれている。がっしりとロックされた僕の両腕は左右にひらいてしまってなすすべもない。足はリングにつかずに宙づりになっている。その姿はまるで十字架に吊された罪人のようだった。

「今から殴る」

 サユリさんの巨体に磔にされた僕の前でヒトミがニヤニヤと笑っていた。

「初心者コース用じゃない、傷が残る殴り方で、今からチビのことボコボコにする」

「ひゃ、ひゃめで」

「やめない。泣き叫んで命乞いしても止めない。だってこれ罰ゲームだから・・・・・・最初から言ってあったよな?」

 ガクガクと震える。

 初心者コースではない殴り方。その恐ろしさはサユリさんのパンチで知っている。怖い。殺されてしまう。年下JDのパンチでこれから自分は殺されてしまうんだ。

「手加減はしてやるから、安心しろよ」

 ニンマリとヒトミが笑う。

「本気で殴ったらすぐに終わっちゃうからね。たっぷり楽しまないとな」

 ぎゅうううッ!

 ヒトミが拳を握る。クッションがたくさん入ったボクシンググローブが引き締められたことを知る。それは凶器だ。人体を壊すことができる存在。それが僕の体に狙いを定めたのが分かった。

「いくよ?」

 ドッゴオオンッ!

 見えなかった。

 きづいた時にはヒトミのボクシンググローブが僕の腹にめりこんでいた。衝撃が後から伝わって、激痛で体がおり曲がる。

「おえええええッ!」

 悶えて暴れる。

 けれども磔にされた僕の体は逃げることができない。サユリさんの大きな体によって宙づりにされ、両手を水平に持ちあげられ、足をブラブラさせている僕はパンチの威力をすべて甘受するしかなかった。

「どんどんいくぞ~」

 ドッゴオッ!

 ボッゴオッ!

 パンチが連続する。

 長身女性によって磔にされた僕の体が、長身爆乳JDのパンチによって破壊されていく。目の前のヒトミは笑顔だった。嗜虐性たっぷりのニンマリとした笑顔を浮かべながら、次から次へと豪快なパンチを僕にめりこませていく。

「ふふっ、おチビちゃんの体、壊れていきますね」

 背後から僕のことを磔にしているサユリさんが囁く。彼女の大きな体はパンチの衝撃を完全に受け止めてビクともしなかった。結果として、僕の体はヒトミのパンチの威力を完全に受けることになる。柔らかい女性の体を背後に感じながら、目の前の爆乳JDのパンチによって破壊されていく。

「ひいいいいッ! ひゃめでえッ!」

 泣き叫ぶ。

 それでもヒトミはパンチを止めてくれない。僕の命乞いの途中でパンチが着弾して嗚咽に変わる。

「あはっ、サイコ~」

 ヒトミがニヤニヤ笑いながら僕の体を破壊し悦に浸っている。その興奮した姿がとにかく恐ろしかった。年下の女性にただただ怯えて、彼女のパンチを受けて屈服する。

「ラスト、顔面、いくぞ?」

 ぐううっと拳を握ったことが分かった。

 僕は半狂乱に陥ってジタバタと暴れる。顔を左右に振って必死の懇願も忘れない。けれど僕がどんなに暴れてもサユリさんの体はビクともしないし、目の前のサディストが許してくれるはずもなかった。

「おらっ」

「ひいいいいいいッ!」

 風圧を感じて目の前に大迫力で迫った青のボクシンググローブに圧倒される。

 寸止めだ。

 本気で放たれた一撃は僕の顔面スレスレで止まっていた。これが直撃していたらただではすまなかっただろう。鼻が折れ、唇が裂け、顔面が完全に破壊されてしまっていたはずだ。

「ひいいッ! ひいいッ!」

 僕の口から悲鳴が漏れていく。

 体が恐怖と生き残ったという安堵でガクガクと震えていった。

「あはっ、すっごい怯えてるね」

 ニンマリ笑ったヒトミがボクシンググローブを僕の下顎に差し込み、ぐいっと持ち上げた。

「惨めだね。年下の女の子にボコられちゃった」

「ひいいッ! ひいいいッ!」

「言っておくけど、マジでリングから脱出できるまでこのままだからな? おまえがどんなに命乞いしようと関係ない。このままずっと殴り続ける」

「ゆるじで・・・・ゆるじでください・・・・」

「覚悟しろよ?」

 乱暴に吐き捨てられる。

 それと同時にサユリさんが僕の体を解放した。仰向けに倒れ、二人の長身女性から見下ろされる。興奮している女豹たち。生きた心地が、まったくしなかった。



* サンプルはここまでです。

* 残りは200円以上のプランで読めます。

* 続きは約1万4000文字です。

* お品書き

 ① 長身女性に磔されてボコられる。

 ② おしくらまんじゅう。

 ③ 長身爆乳ギャルによる徹底的な絞め落とし。

 などなどです。