成長した長身爆乳妹弟子に柔術で絞め落とされて吊るされて分からされちゃうの番外編になります。



エピローグに出てきた京香たちにボコられる物語です。

できれば「成長した~」を読んでいただきたいですが、読まなくても楽しめる内容になっているとは思います。



*********************



 1



 京香たちは有言実行だった。

 コーチである英雄をボコボコにした翌日。

 道場の中では、長身の少女たちが、元気よく英雄を締め落としていった。

「きゃはっ、よわすぎ」

 ギチギチギチッ!

 ショートカットの童顔少女が太ももに英雄の頭部を挟みこんで、容赦なく締めあげていた。三角締め。その童顔からは想像もできないほどムチムチで、筋肉質な、太い太もも。そこに挟みこまれた英雄は、涙をボロボロ流しながら、悶え苦しみ続けるしかない様子だった。

(ゆるじで・・・・ゆるじで・・・・)

 英雄は少女の太ももの中で命乞いを続けている。

 言葉は太ももで奪われている。けれどその表情を見れば一目瞭然だった。眉を下げた完全な負け犬顔。戦意なんてひとかけらもない弱者の顔をした男が、顔をうっ血させながら懇願している。許してください。助けてください。そんなふうに心から命乞いしていることが一目で分かった。

「墜ちろ」

 ぎゅうううううッ!

 それなのに少女たちはどこまでも残酷だった。

 幼い彼女たちは加減を知らず、男が死ぬかもしれないことなんて無頓着に、その長くて、ムチムチな脚に力をこめる。柔らかそうな皮下脂肪の下から凶悪な筋肉が浮かび上がってきて、少女の太ももを膨張させる。脚肉と脚肉の間で挟まれた英雄の頭部がミシミシと軋み、その瞳がグルリンと裏返っていく。正気をなくした男の顔。すぐに英雄は意識を失った。

「あはっ、らくしょ~」

 少女が笑い、バっと開脚する。

 ようやく解放された英雄はしかし完全に気絶しているせいで身動きがとれない。少女の股の間に顔を突っ込んだまま気絶した姿は、どこまでも惨めなものだった。

「次あたしだからね」

「はやく交代してよ待ちきれないんだから」

「はやくコーチのこと締め落としたい」

 そんな気絶した男のことを少女たちが取り囲んでいる。

 ついこの間まで、英雄が指導者となっていたジュニアクラスの少女たち。熱心に指導をしてくれた英雄を慕っていた少女たちはもういない。今ここにいるのは、強いと思っていたコーチを締め落とす快感にとりつかれたサディストたちだけだった。

「おら、とっとと起きろよ」

 茶髪のギャル少女が英雄の髪の毛をつかむ。

 そして力任せに持ち上げて体を宙づりにさせてしまった。英雄の髪の毛からブチブチとイヤな音が響き始める。身長差から英雄の脚は地面についていない。ブラブラと揺れて、気絶した間抜けな顔をさらすだけだった。

「起きろって」

 バッチインッ!

 その状態での往復ビンタ。聞くだけで震え上がるような重い一撃が何発もその両頬に炸裂して、すぐに英雄が目覚めてしまった。

「う、あ、ああ」

 訳が分からずキョロキョロしていく英雄。

 そんな男のことを長身爆乳ギャル少女が、ニンマリと見つめる。

「起きたね」

「あ、あ、あ、あ、あ」

「じゃ、おまえのこと落とすから」

 待って。

 英雄がそう言おうとした瞬間にはマットに放り投げられている。ひい、と悲鳴を漏らした英雄が逃げようとする。四つん這いで、必死に、マットの上をのたうちまわる負け犬。そんな男の背中に覆い被さって、ギャル少女はあっという間にチョークスリーパーを完成させてしまった。

「あはっ、ちっちゃ~い」

「かぎゅううッ!」

「おまえってば、どうしようもないほどチビだよね」

 ぎゅっぎゅっとその逞しい両腕を男の矮小な首に巻きつかせながら少女が言う。彼女の言葉のとおり、どうしようもないほどの体格差がそこにはあった。身長も体の分厚さも段違い。小さな男の背中に覆い被さった少女の体の大きさが、いやでも際立つ光景になっている。

「ほら、逃げなよ」

「かぎゅううッ!」

「逃げないと、死ぬよ?」

 ぎゅううううッ!

「ぐええええッ!」

「ほらほら、えづいてないで逃げろよ」

 ニヤニヤと笑いながら首を絞めていく少女。

 四つん這いになった英雄がなんとかハイハイをしていく。大きな体の少女を背中に乗せたまま必死の形相で赤ん坊のようにハイハイをする。弱々しい動き。酸欠の恐怖と、少女の体の重さで、ぷるぷる震えた両腕を必死に動かして、前に進もうとしている。

(無理・・・・こんなの無理・・・・)

 しかし無駄だ。

 そんなハイハイでは逃げることなんてできないのだ。英雄は絶望して、動きをとめてしまう、白目をむいて、それでも前を目指して顔だけは前方を見ながら、それ以上一歩も動けなくなってしまったようだった。

「はっ、ザ~コ」

 ぎゅうううううッ!

 頸動脈を狙い撃ちにした締めつけ。その強烈な一撃によって英雄の意識は一瞬にして奪われた。両手両足から力がなくなって、バタンっとマットに沈む。少女の大きな体の下敷きになる。その爆乳が英雄の体を容赦なく潰し、男の小さな体を生き埋めにしてしまっていた。

「次はわたしだよ~」

「その次はわたし~」

「順番に締め落とすからな~、覚悟しろよ~」

 少女たちがニヤニヤと笑っている。

 まだ初等部に所属している少女たちが、年上の男を締め落として楽しんでいるのだ。意識を取り戻した英雄がそれを認識して、絶望のあまりボロボロと涙を流していく。その情けない姿は少女たちにとって大好物で、ますます残酷になった彼女たちによって英雄の意識が刈り取られていく。それがずっと続いた。



 *



 時間が経過し、英雄の意識が朦朧としていく。

 かつての教え子たちに力の差を見せつけられながら、ひたすらに締め落とされ、もはや英雄の精神は限界に近かった。少女たち一人一人の個性に応じて指導を続けてきた英雄にとって、彼女たちはあくまでもかわいい教え子たちだった。彼女たちも昨日までは自分のことを慕ってくれていた。なまいきな口を聞く少女たちも多かったが、それでも心の底には敬意のようなものがあった。それなのに、

「たじゅげで・・・・たずけで・・・・」

 ぼろぼろになって少女達の前で命乞いする。

 それを取り囲んだ長身長女たち。彼女たちの顔には親愛の情も、尊敬の気持ちも、一切残っていなかった。そこにあるのはただただ残酷性。一人残らず、ニンマリと笑って、足下で這いつくばっているチビな男を見下ろしている。そんな少女たちを前にして、英雄はやはりボロボロと泣くのだった。

「最後はわたしです」

 その声に英雄の体がビクンと痙攣する。

 京香だ。

 少女たちの中でもひときわ身長の高い彼女が、英雄のことを冷たい視線で見下ろしていた。

「真剣勝負をしましょう。わたしに勝てたら許してあげます」

 まるでこれからどのような結果になるのか、分かりきっている様子で京香は言った。英雄が顔を左右に振ってイヤイヤをしていく。それを冷たく見下ろして、京香が動いた。

「かぎゅううううッ!」

 勝負はあっけなく終わってしまった。

 マットの上で仰向けに寝ころんだ少女が、その太ももの間にかつて慕っていたはずの男の頭部を挟みこんで、締めつけていく。下の道着は着用されておらず、スパッツだけが履かれている剥きだしの太ももに、英雄の頭部が挟まれて、潰されていった。

「ぐえええええええッ!」

 少女の太ももの中で英雄が悶え苦しむ。

 京香の太ももの筋肉が、英雄の頸動脈を深く、深く締めあげていた。真面目に練習にとりくんできた京香だからこそできること。人体の急所を知り尽くしている彼女は、英雄のことを自由自在に操り、生き地獄におとしていった。

「よわっ」

 吐き捨てるように京香が言う。

 その表情は無表情でしかなかった。他の少女たちのようにニンマリと笑うこともない。ただただ無表情の冷たい瞳で、自分の太ももの間に顔を突っ込んでいる男を鑑賞していく。

「どこまでザコなの、おまえ」

「かぎゅううううッ!」

「さっきわたしすごく手加減したんだよ? それなのに手も足も出ずにあっという間に三角締めが極まっちゃった。情けないと思わないの?」

 タメ口。

 慕ってくれていたはずの教え子から舐めた口をきかれてもどうにもならない。英雄は少女の太ももの中で涙をぽろぽろと落としていった。

「あーあ、泣いちゃった」

 呆れたように京香が言う。

 彼女が英雄の髪の毛を片手でつかみ、ぐいっと持ち上げてしまった。その泣きじゃくる表情がよく見えるようにしたのだ。少女の股の間で、締めつけられて命の危険を感じて泣きじゃくる男を、冷たい瞳で鑑賞していく。

「年下の教え子に完敗して、悔しい?」

「かぎゅううううッ!」

「人生かけて努力してきた柔術でこてんぱんにされて、悔しいのかな?」

「ぐええええええッ!」

「ねえ、どうなんだよ、おい。えづいてばっかりじゃ分からないでしょ?」

 ぐいっ! ぐいっ!

 英雄の髪の毛を力強く引っ張りあげて遊び始める。英雄の表情がさらに負け犬になって、大量に流れる涙が少女の股を濡らしていった。

(ゆるじで・・・ゆるじで・・・・)

 もう英雄の脳裏にあるのはそれしかなかった。

 ただただ許してもらいたい。教え子のムチムチに育った太ももで両頬を挟まれて潰され、髪の毛を握られてタメ口をきかれる。それだけ情けない目にあっていながらも、英雄の脳裏にあるのは許してもらいたいという一念だけだった。

 パンパンパンッ!

 ついに英雄が京香の太ももをタップした。我慢していた行動をせざるを得なかったのだ。三角締めで締められ、命の危険を感じた英雄が、敬意をこめて京香の太ももをタップする。しかし、

「なにそれ」

 それは逆効果でしかなかった。

 太ももがタップされた瞬間、冷たいだけだった京香の瞳に怒りが加わった。その迫力はすさまじく、周囲を取り囲む少女の中にも「ひい」という悲鳴を漏らす者もいたくらいだった。

「なにタップしてるの、おまえ」

「かぎゅうううううッ!」

「もう諦めるんだ。情けないと思わない?」

「ぐげええええええッ!」

「もういい。一回死んどけよ」

 ぎゅううううううッ!

 無慈悲な締めつけ。ただでさえ筋肉質な京香の太ももの皮下脂肪の下から凶悪筋肉の鎧が浮かび上がってくる。もはや貧弱な英雄の胴体ほどに発達した少女の太ももが、男の命を刈り取りにかかる。

「ぐっぼおおおおッ!」

 奇怪な悲鳴をあげながら英雄が暴れる。

 頭蓋骨がミシミシと軋んでいく。顔はうっ血しすぎてドス黒くなっていく。瞳にも赤いものがまじるようになって死んでいく。京香の太ももと太ももがくっつきそうになって、その間で締めつけられていく英雄の頭部が潰れていくのが分かった。

「がぼぼおおおおおっ!」

 そうしてあっけなく、英雄は気絶した。

 びくんびくんと痙攣しながら、少女の股の間で意識を失ってしまった男の姿。かつての教え子が、かつての師匠を完膚なきまでにボコボコにした姿がそこにはあった。

「よわっ」

 京香が吐き捨てる。

 なおも締めつけを継続し、男の命を奪いながら、黒髪ロングの大人っぽい少女が侮蔑の視線でもって英雄を鑑賞していく。

「こんな奴のこと、わたしは・・・・・」

 ギリっとした歯ぎしり。

 ふうっとため息をついた京香が、ようやく英雄の締めつけを止める。しかし、彼女の怒りが終わることはなかった。

「今日は徹底的に締め落とす」

 英雄にむかって宣言するように、

「泣いても喚いても許さない。徹底的にやるからな」

 冷たい視線で気絶した英雄を睨む。

 そうして言葉どおりにした。

 気絶した英雄すぐに覚醒させて、締め落とす。英雄はひらすらに泣いて喚いた。ゆるしてくださいと命乞いを続けた。それなのに京香は絶対に英雄を許すことはなかった。無表情の冷たい瞳。それで英雄のことを見下ろしながら、無言で、容赦なく意識を刈り取っていく。

 普通だったら間違いなく死ぬ。そんな責めをくらい、いつ殺されるか分からない恐怖でおかしくなった英雄が、はるか年下の少女によって壊されていく。

「あーあ、吊るされちゃった」

 そして最後には吊るされる。

 片手。それで英雄の首をわし掴みにした京香が、軽い荷物を持ち上げるみたいにして貧弱な英雄の体を宙づりにしてしまっていた。

「足、地面についてないね」

「かぎゅううううううッ!」

「首締められて宙づりにされちゃった。惨めだね」

 ぎゅうううううッ!

 力強い締めつけ。

 片手だけなのに、京香の大きな手は英雄の矮小な首を隙間なく締め潰していた。喉仏や頸動脈を同時に締めつけられ、足をパタパタさせて、チビ男が悶え苦しんでいく。

「チビ」

 京香の冷徹な視線が英雄を貫く。

 その冷ややかな声色によって英雄の体がビクンと痙攣する。その顔に絶望が浮かんだ。

「チビすぎない? おまえ」

「ぐげええええええッ!」

「首締められて宙づりにされちゃった。足パタパタさせてチビ男ダンス踊っちゃってる」

「ぐぼおおおおおおッ!」

「それもこれも、おまえがチビだからだよ。はるか年下の女の子よりも一回り以上もチビ。体格差も違いすぎ。これだけチビだから、おまえは吊るされちゃう。惨めだね」

 ぎゅうううううッ!

 さらに締めつけが強烈になる。片手だけではるか年上の成人男性を締めつけ、宙づりにしてしまう怪力。そのような生物の格差を教え込まされながら、英雄が苦しみ悶えていく。

「チービ」

「あひんッ!」

「チービ、チービ」

「ひいいッ! あひいんっ!」

「チービ、チービ、チービ」

 チビ煽りが始まる。

 そうすると英雄の様子が変わった。宙づりにされた男が足をパタパタさせて顔を赤くさせていく。それを見て、京香がさらに冷たい声色で言った。

「チビって言われて興奮したね」

「ひいいいいッ!」

「はるか年下の女の子にチビであることをバカにされて興奮しちゃった」

「ぐげえええッ!」

「どれだけ惨めなの、おまえ」

 がしっ!

 ついに京香の両手が英雄の首をわし掴みにする。隙間なくみっしりと、京香の大きな手が男の小さな首に巻きつき締め上げる。

「あ、っがあ、、がああ!」

 もはや悲鳴すら漏らせなくなった英雄が死んでいく。足をぱたぱたさせて、体を痙攣させて、顔を鬱血させて死に向かっていくのだ。どれだけ暴れていても宙づりされているから無駄。高身長の少女が、チビな男の行動の自由を奪って、首を絞めていく。

「ぐっぼおおおおッ!」

 盛大なイビキがあがった。

 気絶したのだ。白目をむいて、口からブクブクと泡をふきながら意識を失っている。これ以上ないほど情けない顔をさらして、意識を刈り取られてしまった男の姿がそこにはあった。

「・・・・・・」

 英雄が気絶したことを確認しても、京香は満足しなかった。

 彼女は首を締めることを止め、代わりに英雄の髪の毛をわし掴みにして、持ち上げた。自分の視線の高さになるように調整して、まるで軽い荷物みたいに持ち上げてしまう。片手だけで成人男性の体を宙づりにしてしまえる腕力。その状態で、じいいっと、気絶した情けない男の顔を見つめるのだ。

「ほんと、なんでこんな奴のこと」

 怒りに燃えた表情。

 高身長で分厚い体の少女が、小さくて貧弱な体の男を宙づりにしている。それによって二人の体格差が強調され、どちらが支配者でどちらが奴隷なのかが一目瞭然となる。足が地面につかず、気絶して脱力した男の体がブラブラと揺れている。そんな情けない男のことを、京香はただひたすらに冷たく見つめ続けた。惨めな男の様子を網膜に焼きつけようとしているかのように、目力が半端ない少女の鑑賞が続いていく。



 2



 英雄は連日のように締め落とされていった。

 締めおとされればされるほどに、京香たちの英雄に対する態度が冷たくなっていく。完全に舐めきっているのだ。初等部の少女たちが、自分たちよりもはるかにチビな男を完全に下に見ていることが分かった。

「怯えてるの、おまえ?」

 練習前の道場。

 そこで英雄が京香たちに取り囲まれていた。

 明日香のマネをして、肌着もつけずに上の道着だけを着用するようになった少女たち。道着からこぼれそうになっている乳肉の暴力が展開されている。さらに下半身は剥きだしになっていて、その暴力装置みたいな女性の足が強調されていた。

「ああああああッ!」

 そんな少女たちに取り囲まれて、英雄は生きた心地がしなかった。

 巨大な肉でできた壁。

 肉の監獄。

 円を描くように至近距離に接近した彼女たちの大きさが際立つ。肉壁によってできた影が英雄におちて、暗くなったように感じられた。しかも、その少女たちの体はすさまじい怪力をもっているのだ。自分なんかが逆立ちしても勝てないような少女たちの肉体。それに取り囲まれて、英雄は怯え狂っていた。

(ゆるじで・・・ゆるじで・・・・)

 心の中ではそれだけがリフレインする。

 それを言葉にしてはいけない。命乞いをすれば目の前のサディスト少女たちはさらにひどいことをしてくる。限度というものを知らない残酷な少女たち。明日香とは違い、自分に好意というものを持っていない彼女たちは容赦というものを知らなかった。今日こそ、自分は彼女たちに殺されてしまうかもしれない。

「うううううッ!」

 かつての教え子たちのことが怖くて怖くて仕方ない。命乞いも許されなかった英雄は、下をむいてできる限り少女たちを見ないようにしようとする。しかし、それすらも許されなかった。

「なに下向いてるの?」

 ぐいっ!

「ああああああッ!」

 京香に片手で下顎をつかまれて、ぐいっと上を向かされる。見えてきたのは冷たい表情でこちらを見下ろしてくる京香の美貌。その冷たい顔が、はるか高みにあって、英雄はそれを強制的に見上げさせられた。

「わたしの目を見ろ」

「ひいいいッ!」

「視線をそらすな。殺すよ?」

 冗談を言っているようには見えない真に迫った声に、英雄は怯え狂って言われたとおりにするしかなかった。恐ろしい京香の瞳を、ひいひい言いながら見上げる。

「・・・・・・・」

 無言。

 ただただ冷たい瞳が自分にふりかかってくる。京香はとんでもない美人だった。切れ長の大きな瞳が、意思の力の強さを感じさせる輝きを放っている。目力が半端ない。見るだけで威圧されるような格上の視線だ。そんな瞳が、無言で、無表情で自分のことを見下ろしてくる。英雄は怖くて怖くて仕方なくて、あれだけ自制していた命乞いを口にしてしまった。

「ゆ、ゆるじで」

「・・・・・・」

「ゆるじでください、京香さん」

「・・・・・・」

「あああッ! み、見なでえええッ!」

 強者に媚びへつらい命乞いをする年上の男。

 それをじっくりと見下ろした京香が、ふうとため息をついた。

「見つめられただけで、怯えてるね」

「ひいいいいッ!」

「真正面から女の子と視線もあわせられないのか、おまえは」

 京香の視線は英雄をロックオンしたままだ。英雄の下顎をがっちりとつかんで上を向かせて、強制的に視線をあわせながら、怯え狂った英雄を冷たく鑑賞していく。

「ねえ、おまえいくつだっけ?」

「あひい?」

「年齢だよ。何歳だっけ、おまえ」

 乱暴な口調で質問される。

 英雄は「ひいひい」と悲鳴を漏らしながら、

「に、24歳です!」

「そんなに年上だったんだ」

「は、はひいいいッ!」

「ねえ、分かってるよね。わたしたちの年齢」

 じいいっと英雄を見下ろしながら、

「ひとまわりも年下の女の子に、見つめられただけで怯えて、恥ずかしくないの?」

「ひいいいいッ! 許してえええ!」

「あい変わらずチビすぎるしさ。年下の、まだ初等部の女子にこれだけ舐められて、情けなくないのかな、おまえは」

 どうなんだよおい。

 乱暴な口調になった京香が英雄の頭頂部を叩き始める。力はこもっていない。ただお遊び気分で、男に屈辱を与えるだめだけに英雄の頭頂部を叩く。

「ひいいッ! や、やめッ!」

 そんなお遊びみたいな頭叩きでも英雄の貧弱な体にはダメージが蓄積されていく。

 顔が下を向き、体も下がっていく。まるで身長が縮んでしまうようになって、さらに少女たちとの体格差が生まれる結果となっていった。

「キャハッ! 京香ちゃん、大胆~」

「どんどんチビになってくね、こいつ」

「いいね~、うちらもやろっか」

 英雄を取り囲んだ長身少女たちも頭叩き遊びを始めてしまう。ばしんっ! ばしんっと、英雄の頭頂部が連続して叩かれていく。

「どんどんちっちゃくなってく」

「あはっ、おもしろ~い」

「おらっ、縮め縮め~」

 少女たちの手が何度も英雄の頭頂部を叩いていく。そのたびに英雄は押し潰されていった。まるで餅つきだ。餅になった英雄の頭が少女たちの大きな手によって潰されていく。

「ゆるじでええッ! ひゃめでえええッ!」

 英雄としては泣き叫ぶしかなかった。

 抵抗しようとしても少女たちの肉の監獄の中では身動きもとれない。さらに接近してきて、その巨体でサンドイッチの具にされている。その状態での頭叩き。英雄はなんとか耐えようとするのだがどうにもならない。彼女のたちの怪力によって首が折れ曲がり、膝が曲がっていく。上体が倒れて、片膝をつく。それでも少女たちの頭叩きは終わらない。それどころか両膝をついた瞬間、京香が、

「潰れろ」

 がしいんッ!

「ひいいいいいッ!」

 手ではなく今度は足で英雄の頭頂部を叩き始めてしまった。

 その長くてムチムチの足を振り上げて、足裏で英雄の頭頂部を踏み潰していく。京香の大きな生足が男の頭の上に炸裂して、さらに英雄が潰されていく。それをマネして、ニンマリ笑った少女たちが、同じように足を振り上げ、英雄の頭頂部を踏んでいった。

「おらおら~」

「潰れろチビ」

「おチビちゃん、かわいいでちゅね~」

「チ~ビ、チ~ビ」

 長身少女たちの長い足が、大迫力でガツンガツンと英雄の頭頂部を踏み潰していく。

「頭踏まれて恥ずかしくないのかなこいつ」

「身長差がないとできないもんね。これ」

「足に串刺しにされて恥ずかしくないんでちゅか~?」

 舐めきった少女たちによる串刺し刑。

 少女たちの長くて美しい生足が、何本も振り上げられて、順番どおりに英雄の頭頂部を踏んでいく。英雄が視線を上にやれば地獄が見えてくる。肌色の暴力。少女たちの美しくて強い脚が、自分の頭頂部に狙いを定めて何本も待機しているのが見えてくる。片足で立っているのにふらつきもしない少女たちが、足を振り上げた状態で狙いを定めているのだ。少女たちの生足によって串刺しにされていく。

「うううッ! ひゃ、ひゃめ・・・・ひゃめ・・・・・ひゃめ・・・・・」

 命乞いの言葉すら許されなくなる。

 言葉を発する前に頭頂部を踏み潰されてしまい、命乞いの言葉の途中で黙らされる。連続した足踏み。かつての教え子たちのニンマリとした笑顔が、とにかく恐ろしかった。

「うううううッ!」

 両膝をついて耐えようとしても無駄だ。少女たちの格上太もも様たちによって、英雄の体が潰れていく。ついに両手を地面についてしまう。それでも踏み潰しは終わらない。顔面をマットに押しつけられ、その状態で踏み潰されていく。ドガドガッ! 少女たちの肉壁の中で、一人の男の体が潰れていく。両膝と両手をついて四つん這いになりながら踏まれていく英雄の姿は、少女たちにむかって土下座をしているようにしか見えなかった。

「とどめ」

 京香が冷たく言って、ジャンプした。

 その年齢にそぐわない巨尻。100センチを優に超えるほどの大迫力の桃尻が、そのまま情け容赦なく、土下座の格好になった英雄の後頭部に着陸し、完膚なきまでに潰した。

 どっすうんんんッ!

 道場が揺れるほどのヒップドロップ。それをくらった英雄が一瞬にして気絶する。体をビクビク痙攣させて、京香の巨尻に頭部を潰されたまま、動かなくなった。

「はい、おしまい」

 京香が無表情に言う。

 土下座した英雄の後頭部に腰かけ、巨尻でぐりぐりとかつての指導者を潰しながら、女の子座りで座り続けてしまう。下半身の道着はなく、スパッツだけ着用した下半身は、京香の桃尻の形に変形していて、隙間なく英雄の頭部を潰してしまっていた。英雄の頭部の3倍以上大きなお尻に潰されてしまっては、脱出などできるはずがなかった。これ以上ないほどに頭を下げさせられた英雄が、気絶しても許されずに、土下座を強要されていく。

「今日も徹底的に締め落とす」

 無表情のまま京香が冷たく宣告する。

「はやく起きろ」

 京香が巨尻で餅つきを始めてしまう。

 ドスンッ! ドスンッ!

 お尻を持ち上げては英雄の後頭部めがけて打ち付けていく。一撃ごとに英雄の顔面はマットで潰される。気絶という安住の地から意識を回復させてしまうまでに、そう時間はかからなかった。



 3



 英雄イジメが続いていく。

 京香たちは執拗に英雄を締め落としていった。それは彼女たちがシニアクラスにあがってからも変わらなかった。それはこれまでとは違った経験だった。

「これまでだったら、シニアクラスにあがる頃には飽きるのに・・・・・・」

 京香たちの前の代の少女たち。

 彼女たちもまた英雄を締め落として遊んでいた。けれどもそれは彼女たちが中等部になり、シニアクラスにあがる頃には止んでいた。さんざんに締め落として彼女たちも飽きるのだろう。その頃には他の男を遊び半分で締め落とすようになるのだが、京香たちは違っていたのだ。

「いや、京香たちが、じゃない。京香だ」

 英雄はそう思う。

 ほかの少女たちの中には、英雄を締め落とすことに飽きた少女たちもいた。例年どおり他の獲物に目をつけるようになった教え子たち。しかし、そんな中でも、京香だけは執拗に英雄を狙ってくるのだった。練習中はひたすらに締め落としてくる。しかも、

「ぜんぜん楽しそうじゃない」

 それが他の少女たちとの違いだった。

 普通ならサディスト少女たちは楽しそうに男を締め落とす。ニンマリと笑って、泣き叫ぶ男を見下ろしながら丹念に痛めつけていく。それなのに、京香はいつも無表情だった。怒ったような表情で、淡々と英雄を痛めつけ、調理し、締め落としていく。楽しそうな雰囲気はなにもなく、何かを確認するような事務的な動きで、ひたすらに意識を刈り取っていく。それが今までにはないことで、英雄は恐怖で体を震わせてしまった。

「さっきまでの練習でも、京香は俺のことを・・・・」

 中等部の入学式があった後のことだ。

 京香からされたこと。それを英雄は思い出していった。



 *



サンプルはここまでです。

残りでは、

1 中等部にあがった京香たちの大人っぽい姿に頭ぼおっとなった英雄がバカにされる展開。

2 身長測定されてチビ煽り。

3 徹底的な絞め落としと尊厳はく奪。

などなどのシチュエーションとなります。



残り1万6000文字です。

続きは200円プラン以上に加入していただけると読めますので、是非お願いします。

nyosonのファンティア