「彩ちゃん、放課後本屋に寄ってかない?」
友人の問い掛けに、彩と呼ばれた少女が振り返った。
彼女は、童顔な顔立ちとそのつぶらな瞳ゆえに、一見すると小学生に間違われるような外見をしていた。
身長も高くなく、おそらく150センチ程度の背の高さしかないだろう。
彩自身、その子供っぽい外見がコンプレックスであり、悩みの種でもあった。
しかし、その幼げな風貌とは対照的に、彩は制服を突き破らんとする巨乳を有していた。
他者を威圧するかのごとく張り出した大きな胸。
あまりの大きさに、ブラウスがスカートに入らず、あろうことか少しだけ臍がでるほどになっている。
その童顔と巨乳ゆえに、校内にも大くのファンがいるという少女。
性格も知的で落ち着きがありながらも、誰隔てなく明るく付き合う彼女は、同性からもかなりの人気があった。
「あ、ごめんなさいです。今日は用事があるので・・・すみません」
申し訳なそうにしながら、彩が言う。
声にも相手の誘いを断ざるをえないことに対する気遣いがあった。
「ううん、気にしないで彩ちゃん。それじゃあまた明日ね」
「本当にすみません。この埋め合わせは、きっとしますので」
「あんまり気にしないで。いつも彩ちゃんには助けてもらってるんだから」
それじゃあね、と友人は帰っていった。
それを彩は、すまなそうに見送った。
(今日は好きな作家さんの新作がでるので、いっしょにいきたかったんですけど)
彩としても、友達と遊びたいという思いはあった。
しかし、今日だけは絶対にはずせない用事があるのだ。
その用事とは、
「さてと、どうやって殺してやりましょうか」
口元には怪しい笑顔。
普段とは違う嗜虐的な微笑。
それはどこか背徳的で、美しい表情だった。
■■■
復讐を誓ったのはいつだったろうかと、彩は思う。
色々な理由があったとは思うが、しかし、絶対にあの事件が関わっているのは確かだ。
自分が小学生のとき、母親がレイプされ殺されたあの事件。
自分の目の前で、実の母親が殺されたのだ。
その悲惨な光景は、今でも鮮明に覚えている。
ぼろ雑巾のようにされながら、犯され続けられた母の姿。
目が虚になり、冷たくなったその死体。
彩は、その男達のことを許すつもりはなかった。
裁判によって男たちは死刑になるものだと、そうなんの疑いももたずに確信していた。
しかし、その犯人たちは未成年者で、結局刑務所に入ることもなかったのだ。
愕然とした。
目の前が真っ暗になるほどの絶望だった。
おそらく、そのときだ。
国が罰しないなら、自分が罰する。
自分だけの力で、母親を殺した男たちを処罰する。
そんな決意を固く誓った。
彩はそのための努力をおしまなかった。
肉体が壊れるほどの過酷な筋トレに、各種格闘の訓練。
もともと、才能もあったのだろう。
今では彩は、大の男を圧倒するどころか、簡単に捻り潰せるほどの怪力をてにいれていた。
そして、長年の捜索のすえ、ついに犯人の一人の行方をつかんだのがつい昨日のこと。
その男は、更正なんてすることなく、あるヤクザに所属しているらしい。
そして、そのヤクザのアジトの事務所の場所も、彩はつかんでいた。
「ふふふ」
そのアジトを前にして、彩は嗜虐な笑顔を浮かべた。
これから行うことを妄想し、彩はすでに興奮しきっている様子だった。
(早くヤりたいです。男性の体をめちゃくちゃに壊して・・・・・・アハッ)
彩は、期待に胸踊らせながら、そのヤクザの事務所に入って行く。
こうして、惨劇の幕があがった。
■■■
「た、助けてくれ・・・・お、お願いだから命だけムウウ!!」
命乞いをする男を、彩は即座に処刑することにした。
それまでと同じように、男のことを自分の胸の中に包み込む。
その爆乳に、男の顔を埋もれさせた。
それだけで、男の頭部はすっぽりと彩の胸の中に吸い込まれてしまっている。
まるで、男の頭部が、女の胸に食べられてしまったかのような光景だった。
彩の童顔と小さな体躯とは対照的な大きな胸に包み込まれて、男は至福の一時を・・・・・
「ムッギュウウウ!!」
至福の時など、男に許されていなかった。
男は知っているのだ。
これから自分がどうされるのかを。
目の前の少女に、自分がどんなことをされるのかを。
それは、今までの彼女の行為を見てきた彼にとって、あまりにも自明の理だった。
なんといっても、彼女は・・・・・
「フフフ、このまま私の自慢の胸で、他のみなさんと同じように殺してあげますからね?」
彩の言葉どおりの惨状が事務所の中にはあった。
ヤクザの事務所。
そこには、首から上を無惨にも潰された構成員たちの死体があった。
皆、彩に殺された男たちである。
その数は10名をこし、まるで地獄絵図のような光景だった。
男の頭部を爆乳に包み込み、その顔がグチャグチャになるまで潰してきた彩。
胸に男の顔を埋もらせて、潰す。
その殺害方法だけをもって、彩は短時間のうちに、ヤクザの戦闘力をほぼ無力化してしまったのだった。
笑いながら男の頭部を潰し続けた結果、彩の胸部は血と肉片で汚れていた。
しかし、彩は自身の汚れた体に無頓着に、自分の胸に包み込んだ男のことを思っていた。
彩の胸の中で、恐怖に苛まれている男の姿。
ジタバタと滑稽に暴れる男のことを見つめて、彩は官能的な笑みを浮かべた。
「ウフフ、さあ、いきますよ?」
「ムウウウウ!!」
「ほら!」
彩は、腕に力をいれた。
途端、男の体がビクンッ、と痙攣した。
まるで、陸にあがった魚のような滑稽さだった。
年端もいかない少女・・・・童顔ゆえに、小学生に間違われることもある彩に、手も足もでないまま潰される。
しかも、男の欲望の対象である大きな胸に包まれながら・・・・・
バキイイイインン!!
バギバギバギ!!
ベギイイイイン!!
「ムウウウウウウウ!!」
必死に暴れる男。
爆乳から脱出を試みようと、必死に抵抗を試みる。
しかし・・・・・
「アハ・・・・あは、あははは・・・・アハ」
その男の抵抗を封殺しながら、彩は妖しげに笑っていた。
彼女は、あまりにも力の弱い男の姿を見て、その滑稽さを笑っているのだった。
(私のほうが強い・・・・・圧倒的に、私の力のほうが・・・・)
男のことを胸で潰しながら、彩は次第に、自分の秘所がぬれていくのを感じた。
男の生殺与奪権を握っているという快感。
自分の胸の中で徐々に潰され、その生命を終わらせていく男の様子を感じながら、彩は性的な興奮を感じているのだ。
「ほーら、潰れてください!」
フンっ! というかけ声とともに、彩は全力をだした。
それまでとは一線を画する圧壊音が響いて、男の体が動かなくなった。
恍惚とした笑顔のまま、彩は自身の胸で擦り潰した男を開放する。
顔面を破壊された男の顔を見て、彩はあやうく達しそうになってしまった。
「ふふふ、でもまだです。次はいよいよ、メインディッシュですから」
妖しげに笑いながら、彩は部屋の隅に視線を移した。
数十人の男の死体がある中で、一人の男が震えている。
体を縮めこませて、ビクビクと震える男・・・・・
彼こそが、彩の母親をレイプのうえ殺した少年の一人だった。
「さて、覚悟はいいですね?」
「ひ、ひいいいい!」
彩が一歩、男のほうへ歩みを進めただけで、男の狼狽は半狂乱の域に達した。
コツンコツンと、彩の足音が響く。
男の間近まで来た彩は、ねっとりと、なぶるようにして男のことを見下ろした。
ビクビクと震えるだけの男・・・・・
地面に丸くなって、胎児のようになった大の大人。
その男の姿を、制服姿の少女が仁王立ちで見下ろしているのだ。
その光景は非現実感に彩られ、どこか幻想的な雰囲気すらあった。
「貴方だけは特別です。今までの人みたいに、簡単に死ねるとは思わないでくださいね?」
「ひいいい、ゆ、許してください許してえええええ!!」
「ダメです。貴方はこれからじっくり時間をかけられて、私に殺されるんですよ」
「ひいいい!! ひいいい!!」
怯えるだけの男を、彩は快感と満足感を覚えながら見下ろした。
そして、一つの遊びを行うことに思い至った。
「あれから、私、いっぱい修行したんです。だから、こんなこともできちゃいます」
言うと、彩はかたわらに置かれていた大きな机に手をかけた。
そして、まったく力をいれずに・・・・・その机を持ち上げて見せた。
片手一本で、彩の体の数倍はありそうな大きな机を、軽々と持ち上げてしまったのだ。
「私、すっごい力持ちになったんですよ。ふふふ、この力で、いっぱい貴方のこと、可愛がってあげますからね」
彩は、見せつけるようにして、その大きな机を放り投げた。
とんでもない風切り音とともに机は宙を舞い、壁に激突して、粉々に砕け散った。
跡形も残らなかった。
それほどまでに、彩の力は強かったのだ。
「ひいいいいいいい!!」
「ふふふ、これから、貴方はあの机みたいになるんです。嬉しいですか?」
「許してええええ! お願い、お願いしますうううう!!」
「さてと・・・・・・」
覚悟はいいですね? という言葉とともに、彩は男の体を引き起こし・・・・
「ほら!」
「ムウウウウウ!!」
いきなり、男の顔を胸に押し込めた。
「はい。これでもう貴方はおしまいです」
「ムギュウウウウ!!」
「ふふふ、分かりますか? これから貴方は、私の胸に顔面を擦り潰されて、死んでしまうんです。楽しみですね」
少しだけ、男の後頭部にまわした腕に力をこめる。
男の顔面がさらに彩の爆乳に埋もれ、その大きな胸がグニュっと変形した。
蠱惑的な光景だった。
男の顔面よりも大きな胸が、成人男性の頭部を包み込み・・・・補食している。
男の顔でグニュっと潰れた彩の爆乳は、見ているだけでそれが、柔らかい、極上の巨乳であることが分かる。
「ふふふ、貴方は私のお母さんの胸にご執心でしたもんね。私の胸も味わえて、嬉しいんじゃないですか?」
「ムウウウウ!!」
「もっと、擦りつけてあげますね」
えい、という可愛らしいかけ声とともに、彩は男の顔を潰しにかかった。
それまでと同じような圧壊音が、部屋の中に響いた。
バッギイイインン!!
「ムギュウウウウウ!」
「アハ! いい悲鳴です。私の胸にくぐもった息がかかってちょっと気持ちいですね」
「ムムムムムッ!!」
「ふふふ、鼻息そんなに荒くして・・・・・そんなに好きなんですか?」
「ムッフウウウ!!」
「じゃあ、もっと押しつけてあげますね」
ベッギイイイン!!
バギベギ!!
バギイイイインン!!
「ムグウフウウウウウ!!」
簡単には殺さない。
その言葉どおり、彩は手加減をしていた。
一瞬で命を刈り取るなんて、この男にとっては幸いでしかない。
だから彩は、ゆっくと腕に力をこめ続ける。
男の頭部がすっぽりと胸の中に埋もれてしまうように、彩は圧迫を続ける。
と。
「あれ〜、どうしたんですかこれ〜」
彩がイジワルそうな表情を浮かべながら言った。
それは、彩が自分の体に押し付けられてくる物体に気付いたことによる言葉だった。
自分の太腿のあたり……
そこに押し付けられてくる男の物体とは……
「アハハ、あなた勃起しちゃってるじゃないですか! 何を考えてるんです?」
「むうふうう!!」
「これから貴方は、私の胸で殺されるっていうのに……その胸に欲情しているんですか? よっぽど私の胸が好きなんですね」
嗜虐的な表情で笑う彩。
そして、彼女は一つの考えを思いついた。
彩は、ニヤっと笑ってから、
「はい、ちょっと開放してあげます」
と、いきなり男の顔面を胸から引き離した。
男は息も絶え絶えというぐあいに空気をめい一杯吸っている。
その男の顔は、鼻が折れ、鼻血で真っ赤になっていた。
その情けない表情を見下ろすように観察して、彩は満足そうな笑みを浮かべる。
そして―――
「ウフフ、貴方の大好きな胸で、これからパイズリしてあげますからね〜」
男のズボンを剥ぎ取り、その一物を一瞬にして自分の胸の中におさめる。
そそりたつように固くなった一物ではあったが、それは彩の巨乳の前には子供も同然だった。
雄雄しい雄槍が、彩の谷間の中にすっぽりと納まってしまっていた。
男の象徴が、女の象徴である胸で完全に隠されてしまう。
それはどこか、女が男を征服した光景にも見えた。
「はい、それじゃあ動きますよ」
言うと、彩は勢いよく動き出した。
一物をすり切らせようとするように、勢いよくパイズリが続いていく。
さきほどまでの苦痛から一転、極上の快楽をもたらされた男は、蕩けるような表情を浮かべるだけだった。
「お、おおう……アア……」
「ほらほら、気持ちいですか? もっと動きますね」
ズジュ!! パンパン!!
ジュパパン!! ジュリジュジュ!!
何度も何度も彩の巨乳が揺れた。
そのたびに男の顔からは理性は失われていく。
今の自分の置かれている立場を忘れてしまうほどの快楽……
すぐに、男の限界が訪れることになった。
「アア……も、もう……」
「もうイッちゃいますか?」
「だ、だめ……」
「そうですか」
彩は自分の胸に伝わってくる男の脈動をしっかりと熟知していた。
男の顔が快楽に歪んだ。
あと一回のストロークで男は射精する。
その時だった。
「はい、残念でした〜」
ブジイイイイッッ!!
「アアアアア!!」
いきなり、彩は男の一物を潰した。
谷間に挟み込んでいた男の一物を、そのまま胸の中で潰したのだ。
血液と同時に男の精液が爆発するように飛び散った。
それが、男の最後の射精だった。
「あはは、かわいそうですね。もう男として終わりですね、貴方」
「あ、ああ……おれ、おれの……」
「そうですね。貴方のは潰れてしまいました。残念でした!」
ウフフ、と怪しげに微笑み彩。
そして、彼女は最後の仕上げをすることにした。
「じゃあ、今度こそ死んでください」
「や、やめムグウウウ!!」
再度、男の顔面を胸の中に拘束する。
女性の柔らかな肉が男の顔面に張り付く。
それを、彩は笑顔で行った。
笑顔で男を自分の胸の中に拘束し、彼の後頭部を押さえつけた。
「貴方はそうですね……窒息死がいいですかね」
「ムウウウ!!」
「首を絞められない窒息死っていうのは、とても苦しいらしいですよ? 肺の中に酸素がなくなって、ゆっくりと死んでいくんです」
「ムブブブブ!!」
「ウフフ、息なんてできないでしょ?」
彩の言葉のとおり、男は鼻からも口からも空気を吸うことができなかった。
彼の顔面は、彩の胸に隙間なく埋もれているのだ。
段々と、男の意識は薄れていく。
「ムウウウウウウ!!」
「アハっ、暴れてる暴れてる」
男は必死に体をバタつかせて抵抗している。
両手で彩の体を掴み、自分の頭を引っこ抜こうとしている。
しかし、ビクともしない。
男の頭部は彩の爆乳の間にすっぽり埋まって、そのままである。
食べられているのだ。
女性の巨乳に、男の頭部が食べられてしまっている。
抵抗など無駄だった。
「ム……うう……」
男の抵抗が静かになっていく。
うめき声もなくなってきて、体が痙攣し始める。
そして、次の瞬間、男の両手がブランと力をなくした。
さきほどまで彩の体を掴んでいた両腕が下に下がり、ブラブラと揺れた。
「フフフ」
絶命した男の体はまだビクビクと痙攣している。
それを見ながら、彩はいつまでも男の頭部を拘束したままだった。
男は死んでからも、彩に自由を奪われたままだったのだ。
こうして、彩の復讐の第一回目は幕を閉じた。
彼女は結局、その胸―――自慢の巨乳だけで、男たちを惨殺したのだった。
彼女の復讐はまだまだ続く。
彩には、それが何よりも嬉しかった。
(おわり)