翌日。

 町田は優子の部屋の前で待っていた。

 デートしましょう。

 その言葉は現実になろうとしていた。

 今、優子は着替えている最中で、それが終わり次第、町中まで出て、一緒に優子と遊ぶことになる。期待と不安に町田はさきほどから落ち着かずソワソワしていた。


「先輩、お待たせしました」


 ドアが開き、優子が現れた。

 その服装に、町田は目が釘付けになってしまった。


「どうですか、先輩」


 フリフリのついた純白のブラウス。コルセット付きのロングスカート。

 清楚な令嬢といった様子の服装は、優子にぴったりだった。

 それ以上に、コルセット付きなので、優子の爆乳がさらに強調されることになる。

 夏場。

 肩空きの大胆な格好。

 薄地のブラウスを突き破らんとするその大きな胸に、町田は、目を離すことができなかった。


「そんなに凝視されると、さすがに恥ずかしいです」


 優子が顔を赤くして言った。

 町田がはっとして、視線をはずして言った。


「ご、ごめん!」

「いえ。でも、気に入ってもらえて嬉しいです」

「いや、うん。すごく似合ってるよ」

「ふふっ、ありがとうございます」


 優子が言って、嬉しそうに微笑んだ。

 その笑顔に町田の心がまたしても奪われてしまう。


「それじゃあ、行きましょうか」


 優子が自然と町田の手をとって、握ってきた。

 指をからませて、ぎゅうっと握られる。

 その感触と、その手がこれまでどれほどの快感を自分に与えてきたのかを思うと、町田は自分の下半身が反応してしまうのを感じた。


「11時からの映画を見ますから。少し急ぎますよ」


 言って、町田を引っ張って歩き出す優子。

 町田は優子に付き従うように、彼女の後ろをついていった。


 *


 電車を使って、町中の栄えている場所まで移動した優子たち。

 周りには高層ビルが立ち並び、夏休み終盤もあってか、人の数が目立って多くなっていた。


「すごい人ですね、先輩」


 隣を歩く優子が言った。

 確かに歩道を歩く人の数はとても多くなっていた。

 しかし、町田が気にしていたのは、周囲の反応だった。


(みんな、優子ちゃんのこと見てる)


 すれ違う人、すれ違う人。

 皆が皆、優子のことを凝視し、振り返って優子に見惚れていた。

 それも無理もないと町田は思う。

 この長身。

 抜群のスタイルだけでも見惚れること間違いなしだというのに、この巨乳である。

 しかも身に纏っているのは、童貞殺しのフリフリブラウスに、コルセット付きのスカート。

 これで注目しないほうがおかしかった。


「先輩、はぐれないでくださいね」


 優子がいきなり町田の腕に抱きついた。

 町田との身長差から、優子は少しだけ屈みこむ格好で、町田の腕を抱き抱えている。

 町田の腕に、優子の爆乳が押しつけられ、それだけ町田は腰が抜けそうになった。


「さあ、いきましょう」


 満面の笑みで言われ、町田は引きずられるようにして彼女の後を追った。

 映画館につくまで、町田は優子の爆乳の感触に身悶えていた。

 ようやく到着したときには、すっかりその感触に心を奪われてしまっていた。


「着きましたね」

「そうだね」

「それでは、券を買ってきますので、先輩はここで待っていてください」


 なんの映画を見るかも全て優子が決めた。

 そして、エレベーターに乗り込む。

 ちょうど良いタイミングだったらしく、エレベーターの中には町田と優子の二人のみ。

 このまま最上階にある映画館まで、エレベーターで上るだけ・・・・・・のはずだった。

 エレベーターのドアが閉まる。

 その瞬間、優子が舌なめずりをしたことに町田は気づかなかった。

 彼女はそのまま、油断している町田の唇を激しく奪った。


「むううううううッ!!??」


 町田の驚きの声は、すぐさま喘ぎ声となる。

 優子が激しく、町田の唇を喰らい始める。

 すぐに彼女の長く肉厚の舌が、町田の唇を破って、中に進入。

 そして、町田の舌をねっとりと舐め、ぐちゅぐちゅといやらしい唾液音を出しながら、町田に快楽を与えていく。

 すぐに町田の腰は抜け、ずり落ちそうになる。

 それを優子が片手で受け止め、ぎゅうっと抱きしめて口づけを継続。

 町田はずり落ちそうになって、上から降りおろされてくる優子の唇に夢中になった。


「ふふっ」


 笑って、優子がさらに続ける。

 目をつむって、ただ与えられる快感に身悶えている男。

 それを抱き抱えながら、両目をぱっちりとあけて、男の痴態を観察しながら、次々とディープキスを繰り出す年下の少女。

 すぐに町田の限界は越えた。


(しゅごいいいい・・・・こんなところで・・・・・・・キスされちゃってるうううう)


 いつ何時、人が乗ってくるかわからない。

 それが町田の興奮をさらに強めた。

 エレベーターの階数表示が最上階に近づく。

 それでも優子の口づけは止まない。

 それどころか、いっそう激しさを増した優子の舌が、町田の矮小な唇を犯していく。

 最上階に階数表示がとまった。

 チンという音が響いた。

 ドアが開き、そこで待つ大勢の人々が、


「ぷはあああ」


 ギリギリ。

 ドアが開いたその瞬間に、優子が唇を離し、いやらしい唾の橋をじゅるじゅると吸い込んでなくしてしまう。

 町田はエレベーターの中でへたへたと座りこんでしまった。

 ディープキスで腰を抜かされてしまったのだ。


「先輩、大丈夫ですか?」


 頭上の優子が笑って言う。

 エレベーターの前には大勢の人が待っていて、町田の異変に怪訝そうな表情をうかべていた。


「暑いですから、ちょっと体調を崩してしまったんですかね。とりあえずこっちですよ」


 優子が町田の片手をとって、エレベーターの外に連れ出す。

 まるで何もなかったかのように振る舞う優子と、すでにメロメロにされてしまっている町田。

 優子に促されるがままに、町田は映画館の中に入っていった。

 優子とのデートはまだ始まったばかりだった。


 *


 映画。

 イスに座ると、劇場が暗くなって、暗闇に包まれた。

 どうやらそれなりに人気がある映画のようで、席はそこそこ満席だった。

 画面が本編を映し出す。

 周囲のおしゃべりもなくなって、映画の音声が流れ出す一瞬の静寂。

 その瞬間を見計らったように、優子の手が町田の太ももに伸びた。


「あ!?」


 思わず声を漏らしてしまう町田だった。

 町田の右隣に優子がいて、優子の左手が町田の右太ももの上部にひっそりと置かれている。

 その長い指が町田の太ももを触り、そして動き出した。


「・・・・・んん」


 町田は手を口にやって声をなんとか我慢した。

 その間にも、優子の指が町田の右太ももを縦横無尽に這い回る。

 5本の指が、いやらしく町田の太ももを愛撫していく。

 人差し指だけで太ももに円を描くようにしてひっかいたと思えば、

 5本の指を小指から親指へと順番順番に、流れるようにして動かしていく。

 そのいやらしい動きは、太ももに触れるか触れないかの絶妙なタッチで行われ、町田の我慢はすぐさま限界となった。


(ゆ、ゆうこちゃん)


 小声で抗議する町田。

 彼が横をむくと、優子はじっと画面のほうに集中したまま、町田のことをまったく無視していた。

 ただ、映画に集中しているように見える。

 しかし、その左手は、魔性の愛撫を今もなお繰り出しているのだった。


「んん・・・・あああ・・・・・・」


 声が漏れてしまう町田。

 その顔はトロンとして、太ももに与えられる愛撫に身も心も溶かされてしまっていた。


「ンンッ!」


 人一倍強い愛撫に町田の声も大きくなる。

 周囲には映画客でいっぱいで、町田の左隣にも客はいる。

 こんなことでは、じきにバレてしまう。

 暗闇の中、隣に座った女の子に愛撫されてしまっていることに気づかれ、通報されてしまうかもしれない。町田は気が気でなかった。


「先輩、これくわえてください」


 優子がハンカチを取り出すと町田の口の中にそれを押し込んだ。

 むぐううっと呻く町田に、優子は、町田の耳元に顔を寄せて言った。


「あんまり声出すと、まわりの人に気付かれちゃいますから、注意してくださいね」


 にっこりと笑顔。

 そのまま彼女は映画が終わるまで、町田に注意を向けることはなかった。

 そのかわり、彼女の指が、町田のことを永遠と可愛がっていった。

 太もも、胸板、腕。

 彼女の指が町田の全身を愛撫し、それごとに彼の性感は嫌が応にも高まってしまう。

 町田は優子に与えられたハンカチを噛みしめ、なんとか呻き声をもらさないように努力して、優子の愛撫に打ち勝っていった。

 それが、映画が終わるまで続いた。


「おもしろかったですね、先輩」


 映画が終わり、館内が明るくなる。

 客たちが出口に殺到する中で、隣の優子が優しく問いかけた。

 町田はというと、黒目を裏返させて、ふうふうと肩で息をしながら優子の愛撫に耐えていた。

 今も彼女の愛撫の余韻に、全身はほてって、完全にトロけきってしまっている。


「ふふっ、よく我慢しましたね」


 優子が周りに聞こえないように町田の耳元で囁いた。


「先輩もお疲れのようですから、少し休みましょうか」


 優子が息も絶え絶えといった様子の町田の腕をつかみ、立ち上がらせ、そのまま腕に爆乳を押しつけながら言った。


「近くに漫画喫茶がありますから、そこに行きましょう。ちょっとした個室になっていますから、ゆっくり休むことができますよ」


 そう言って、町田を引きずるように優子が歩きだした。

 町田はその後ろをつき従うしかなかった。


 *


 映画館の近くにその漫画喫茶はあった。

 今風の、個室ブースとなっている大きな漫画喫茶だ。

 部屋の中には、漫画がおさめられた棚が所狭しと並び、受付の横には飲み放題の飲み物コーナーがある。

 優子はすでに会員になっているらしく、会員カードを見せ、複数人で利用できる個室ブースを希望する。

 なぜか店員が慌てたように優子に接し始め、すぐに個室ブースへと案内された。


「けっこう広いんだね」


 町田が驚きの声をあげた。

 これまで利用したことのある漫画喫茶の個室ブースとは違って、そこは大きな間取りになっていた。

 体の大きい優子が、寝そべってもなお十分な余裕がある。

 そこに、クッションとソファーが一体となった置物がおかれ、その前に大きなパソコンが鎮座していた。


「彩華ちゃんや、女子ソフト部の女の子たちとよく利用するんです。まあ、本来の利用方法とはちょっと違うんですけど」

「?」


 よくわからないまま、ソファーに座った。

 そのまま、優子は鞄に手を突っ込んで、ある物を取り出した。


「先輩には、ちょっと見ていただきたいものがあるんです」

「え、ここで?」

「そうです。ちょうどパソコンもありますしね」


 言うと、優子はパソコンを起動させて、USBを差し込んだ。

 マウスを操作し、USBの中のファイルを呼び出す。

 どうやら動画ファイルらしい。

 いくつもの動画ファイルがUSBの中に入っていて、優子はその一つをクリックした。


「先輩、これをつけてください」


 備え付けのヘッドフォンを町田の頭の上から装着させる。

 優子が笑った。


「声、漏らさないでくださいね」


 優子の言葉の意味がわからず、町田はパソコンを凝視する。

 ファイルが起動し、映像が映った。

 どこかの部屋の中。

 中央にベットがあって、そこに焦点をあわせようと、がさごそと画面が揺れている。

 じきに、カメラアングルはその一点で固定化された。

 映画などの商業作品ではないようだった。

 画質も若干荒く、どこか素人のホームビデオのような雰囲気だった。


「ちょっと失礼しますね」


 いつの間にか、優子が町田の背後に回り込んでいた。

 長い脚を無造作に投げ出して座った優子の太ももの間に、町田の体が挟み込まれてしまう。

 驚きの声をあげようとした町田の背後から優子がぎゅうっと彼の体を抱きしめた。

 純白のブラウスを介して、優子の爆乳が、町田の背中をぐにゅっと潰した。


「ゆ、優子ちゃん」

「しっ。もうすぐ始まりますよ」


 優子が耳元で囁きかける。

 それだけで快楽を思いだし、ビクンと体を震わせる町田。

 彼は優子に促されるように目の前のパソコンの画面に注目した。

 そこに、一人の少女と一人の男が現れた。

 少女は純白のマイクロビキニを着用していて、男は全裸だった。


「これは・・・・優子ちゃん?」


 画面に映った少女は優子だった。

 しかし、今の優子よりも幼く見える。

 その大きな胸は健在なのだが、顔立ちは幼く、身長も今より低い気がした。


「これは、入学前の映像です」


 背後の優子が囁きかけてくる。


「男の人は家庭教師の大学生です。ちょうど受験シーズンで、親が優秀な家庭教師をつけようと考えたみたいで、東大に首席で合格した方を家庭教師につけてくれました」


 言いながら、優子の腕がゆっくりと町田の体を抱きしめる。

 そして、その魔性の手が、ねっとりと、町田の体を愛撫し始めた。


「最初の頃はきちんと勉強だけ教えてもらっていたんですが、受験シーズンで勝手な外出もできず、練習もできなかったんです。だから、この家庭教師の男性に、練習相手になってもらうことにしました」


 耳元でねっとりと囁く。

 その両手が、町田の乳首を避けて、さわさわと体の全面を這い回っていく。

 町田の体がビクンと痙攣するも、後ろからがっちり抱きしめられているせいで、逃げることはできない。


「練習の内容は、前立腺責めと・・・・・・・乳首責めです」


 こんなふうに。

 優子がいきなり、町田の服の下に手を突っ込んだ。

 そして、二つの乳首を指でつまむと、キリキリと動かした。


「ンンンッ!!」


 喘ぎ声が漏れ、ビクビクと体が震える。

 それを確認した優子が、さらに快楽を与えながら、


「ほら、始まりますよ」


 と画面に注目した。

 町田は背後から優子に拘束されながら、パソコンの画面に注目した。

 そこでは、今の自分と同じように、ベットの上に座った優子の太ももの間に、男が座らされていた。

 そして乳首責めが始まった。


「アアアアンン・・・・・ひいい・・・・・・」


 優子の指が男の乳首をいじめ始めた途端、男が女の子のような悲鳴をあげ始める。

 甲高い声で、永遠と鳴く。

 画面の中では、優子が男の様子を淡々と観察している。くすりと彼女が笑った。


「はい、一回目」


 勝ち誇るような言葉と共に、それが始まった。


「イきましゅうううう!」


 びゅっ、びゅうううう!!

 どぴゅどぴゅううう!!


 男の一物から、白い液体が噴水のように湧き出てきた。

 乳首責めだけで、男は射精してしまったのだ。

 それも、乳首を虐められて10秒ももたずに、精液を根こそぎ搾り取られてしまうかのような、強烈な射精をさせられてしまったのだった。


「この映像を撮影するまでに、私の部屋で何度も何度も、乳首を虐めてあげました」


 町田の背後で、現在の優子が続けた。


「家庭教師の男性は毎日、放課後になるとやってきました。当然、部屋にはわたしと二人っきりです。最初は抵抗していた男性も、二回目からは自分から「乳首いじめてください」と懇願してきました。とりあえず勉強が終わるまで焦らして、その後、希望どおりに、永遠と乳首を虐めてあげたんです」


 優子の指がさらに町田の乳首を責める。

 カリカリと人差し指だけでひっかけ、指の腹でビンビンになった乳首を潰して快楽を埋め込んでいく。

 パソコン上の家庭教師も同じことをされ、必死に喘ぎ声を漏らすまいとする町田とは対照的に、あんあんと悲鳴をあげていた。


「ずっと乳首責めをしていると、ある日、乳首だけで射精できるようになりました。空っぽになるまで、乳首だけで永遠射精をさせ続けました。射精の間隔がどんどん短くなって、最後には、乳首責めだけで30分もしないうちに、精液が空っぽになるまで射精するようになってしまったんです。そのとき、わたしは思いました」


 優子が町田の耳元で、ねっとりと、


「ああ、この人も、壊れちゃったな。もうこの人で練習しても仕方ないなって」


 だから、


「この映像を撮影した日は、最後の練習の日なんです。この家庭教師の男性も、わたしが責任をもって、乳首責めだけで、完全に、お○んちんをぶっ壊してあげました。あんなふうに」


 画面の中で、幼い優子がさらに過激に男の乳首を蹂躙し始めた。

 男の喘ぎ声がさらに増し、絶叫じみた甲高い声まで混じるようになる。

 画面の男は白目をむいて、さきほどからビクンビクンと電気ショックを受けたように痙攣しっぱなしになっていた。

 それを幼い優子が背後からしっかりと抱きしめ、さらに乳首を蹂躙していく。

 そのたびに、男は壊れたホースのように射精を繰り返す。

 画面越しにも分かるほど、男の足下に、白い液体がたまっていく。


(しゅごすぎるうう。優子しゃま、しゅごすぎるううう)


 町田は画面を食い入るように見つめていた。

 家庭教師の大学生が、年下の教え子に乳首を調教され、快感に身悶えているのだ。

 しかも、乳首を虐められるだけで、何度も何度も強制絶頂され、射精させられてしまっている。

 大学生が年下の少女に圧倒されてしまっていた。


「ンンンンッッ!!」


 優子の指が町田の乳首をさらに強く潰した。

 画面の視覚的情報と、優子による魔性の愛撫。

 なんとか声を漏らすまいと努力しているのだが、そんな我慢、優子が許すわけがなかった。


「先輩、声が漏れちゃってますよ」


 優子が背後から言った。


「分かっていると思いますけど、マンガ喫茶のブースなんて、完全な個室になってませんからね。仕切りで囲われただけの空間です。ひょっとしたら、今も隣のブースには人が入っているかもしれませんよ」


 優子がねっとりと続ける。


「そんな中で喘ぎ声なんて漏らしたら、どうなってしまうかなんて分かりますよね。すぐに先輩が何をされているのかバレてしまうんです。新入生の女の子に、年上の男子が乳首虐められて喘いでいるってことが、バレちゃうんですよ」

「ンンッ! だめえ・・・・・乳首、あ、あ、やめてえ・・・・」

「ほら、ちょっと強めにしますね」


 カリカリカリカリ。

 優子の指が町田の乳首をひっかいた。


「ンンアアアッッ!!」


 ビクンッ、ビクンッ!


 町田の口から、明らかな喘ぎ声が漏れた。

 くぐもったものではなく、甲高い、女の子のような悲鳴。

 パソコンの画面のむこうの家庭教師のように、自分の口から喘ぎ声が漏れてしまう。


「もう、仕方ないですね」


 優子が左手で町田の口を覆った。

 ぐいっと力強く、町田の口を左手で押さえつけ、悲鳴をあげられなくさせてしまった。

 年上の男が年下の女の子に背後から羽交い締めにされて、助けを求める声すら奪われてしまったのだった。


「片方の乳首だけですけど、交互にいじめてあげますからね」


 優子の右手が町田の右乳首を愛撫し続けている。

 ビクンビクンと町田の体が小刻みに痙攣する。

 悲鳴はあがっているが、優子の左手によってくぐもった小さな声にしかならない。


(ああ・・・・きもちよすぎるううう・・・・・年下の女の子に・・・・・・背後から犯されちゃってるうう・・・・・ゆうこしゃまああ・・・・・・あああ・・・・・)


 町田の黒目が裏がえっていき、トロンとした瞳になる。

 快感に頭を溶かされてしまった男が、ふうふうと言いながら、画面の中の痴態を凝視する。

 ヘッドフォンからは、同じ乳首責めの快感に我慢することなく喘ぐ男の甲高い声が聞こえている。

 その三十苦に、町田の理性は崩壊していった。

 優子の愛撫はさらに続く。

 町田の口を押さえつけている左手を右手に変え、今度は町田の左乳首を侵略していく。

 交互に、交互に。

 町田の口を片手で押さえつけ、ひたすら男の乳首に快楽を叩き込んでいく優子。

 最初に限界をむかえたのは、画面の中の家庭講師の男だった。


「あ、空っぽになりましたね、先生」


 画面の中の幼い優子が言った。

 その声すら、どこか今と違って幼い感じがした。


「20分もしないうちに、乳首責めだけで精液空っぽになるまで射精しちゃいました。しかも、今日、わたしかなり手加減して、適当に乳首いじめてたんですよ? それなのに、先生はすぐビュービュー射精してしまって・・・・・これではやはり、もう練習しても仕方ないですね」


 画面の向こうの幼い優子が笑った。

 残酷な、幼い天使の笑みだった。


「それじゃあ、先生のお○んちん、壊してあげますね。本気の乳首責めで、連続雌イキ絶頂、させちゃいます」


 宣言どおり。

 画面の中で、幼い優子が家庭教師の大学生の乳首をさらに蹂躙した。

 すぐに男は全身を弓なりに痙攣させて、雌イキしてしまう。

 しかし幼い優子の指は止まらず、さらにまた連続雌イキ。

 それが何度も何度も続いた。

 今、町田が受けている愛撫がかわいく見えるほど、幼い優子の愛撫は残酷にすぎるように男へ快感を送り込んでいく。

 笑いながら。

 愉悦の笑みを浮かべながら。

 幼い天使が、男を壊していく。


「こうやって、射精のときよりも段違いで気持ちのよい乳首責めを繰り返していくんです」


 町田の背後の優子が言った。


「そうすると、お○んちんが、射精よりも乳首責めのほうが気持ちいって、勘違いしてしまうようになるんです。何度も何度も射精より気持ちのいい雌イキ絶頂していると、お○んちんが精液つくるのやめてしまうようになるんですよ。だってそうでしょ? 射精なんかするより、乳首いじめてもらったほうが気持ちがいいんですから」


 背後の優子がふふっと笑った。


「そうして、お○んちんが射精を忘れるまで、ひたすら乳首虐めます。そうすると、ほら、もう終わったみたいです」


 画面。

 その中で、背骨が折れてしまったような痙攣を何度も何度も繰り返していた。

 その終息の時を、幼い優子が男の体を背後で待っている。

 乳首責めは終わり、それでも家庭教師の男の痙攣はやまない。

 激しい責めの余韻から抜け出せない男は、ひたすらビクンビクンと痙攣を繰り返し、そしてそれがようやく終わった。


「はい、先生のお○んちん、完全にぶっ壊しちゃいました」


 幼い優子が画面の中で言った。


「もうこれで、先生は射精できません。乳首いじっても、快感を感じることもできません。今後、性欲のことで悩まないですむようにしてあげましたから、感謝してくださいね」


 背後から言われ、男はしかし、さきほどからゾンビのように、「ああ・・あああ・・・あああ」と声を漏らすだけだった。


「それでは、これで乳首責めは終わりです。次は前立腺も壊してあげますからね」


 言うと幼い優子が男をベットの上で四つん這いにさせた。

 男の腰を抱え込んで、お尻だけ天井高く持ち上げられる。優子の視線はまっすぐに男の汚いアナルに向けられていた。

 これから何が行われるのか、町田にも想像がついた。


「はい、これで映像は終わりです」


 背後の優子が言った。

 彼女はマウスを操作して動画ファイルを消してしまった。


「今の先輩にはちょっと刺激が強すぎると思うので、映像はやめておきましょう。想像どおり、あのあと、わたしは先生のお尻をひたすら犯してあげました。指と舌と、ベニバンで腰を打ちつけてあげて。それで、先生のお尻も壊してあげたんです」


 優子がふふっと笑って、


「今は、先生、乳首とアナルを虐められすぎて、セクシャルが変わってしまったようですね。雌イキしすぎて、自分が女の子であるかのように脳が勘違いしてしまったんでしょうか。先生、女の人が好きだったのが、男の人に愛情を感じるようになってしまったみたいですね。何人か、男性ともお付き合いしていたみたいですけど」


 もっとも、と優子は笑いながら、


「先生がいくら男性とお付き合いしても、先生のお○んちんも、乳首も、前立腺も、私が完全に壊してしまいましたから。先生は射精はおろか、雌イキだってできないんですけどね」


 淡々と告げられる残酷な内容に、町田は背筋が凍った。

 背後で、自分のことを抱きしめている存在。

 彼女が彩華以上に恐ろしい存在に思えてきた町田は、ひいと悲鳴を漏らした。


「先輩も、そうされたいですか」


 優子が耳元でねっとりと囁く。


「先輩も、私に本気の乳首責めされて、お○んちん、壊されたいですか」


 魔性の指がキリキリと町田の乳首を摘みあげながら。


「私がその気になったら、乳首責めだけで、先輩のお○んちん、壊せてしまうんですよ。なんでしたら、今日、この場で、壊してあげましょうか」

「いやあ・・・・・・やめてええ・・・・・ンンンッ!! ・・・・ああんん・・・・・」

「私がちょっと本気を出せば、すぐに先輩も先生みたいになっちゃいますよ。もう二度と射精できない体にさせられちゃうんです。どうしましょうか、先輩」

「やめてえ・・・・・壊しちゃいやああ・・・・・お願いいい・・・・・壊さないでえええ・・・・ち○ぽ壊しちゃだめ・・・・・ああ・・・・ああああ・・・・・」

「あはっ、先輩ったら、泣いてるんですか?」


 背後から町田の顔をのぞき込んだ優子が満面の笑みを浮かべて言った。

 その言葉のとおり、町田はぽろぽろと涙を流しながら、必死に懇願していた。

 年下の女の子に。

 自分の男の象徴を壊さないでと、心の底から哀願している。

 そんな男を見て、優子は優しく笑った。


「ちょっと驚かせすぎちゃいましたか」


 言うと、優子は優しく町田の頭を撫で始めた。

 慈愛をこめて。

 聖母のような母性でもって、町田の頭を優しく撫でていく。

 それだけで町田は、ふわああっと惚けた声をあげた。


「先輩、冗談ですよ。こんな早くに壊したりしません」

「ほんと? ほんとに?」

「ええ、だから安心してください」


 泣きじゃくる町田と、その頭を撫でる優子。

 彼女は少し反省したのか、優しい声で、


「先輩は今日もがんばっていますからね、ご褒美をあげます」


 優子が町田のわきの下に両手を差し入れると、そのまま子供を万歳させるようにして抱き上げた。

 そのまま、くるっと町田の体を反転させ、自分と対面させる。

 太ももを閉じて、その上に町田を座らせる。

 彼女のむっちりとした太ももの感触に町田は身悶えるのだが、それ以上に、


「ほら、先輩、おいで」


 両手を広げ、町田を招く優子。

 町田の目の前には、優子の爆乳があった。

 フリフリのブラウス越しに、はちきんれんばかりの大きな、おっぱい。

 その誘惑を前にして、町田はふわふわとした気持ちのまま、勢いよく顔面を爆乳の中に突っ込んだ。


「優子しゃまああああ」


 町田の両手が優子の細い腰にまわされ、力の限り顔面を優子の胸に擦りつけて、その感触を堪能し始める。

 すぐさま、大きく深呼吸をして、彼女の谷間にたまった空気を肺いっぱいに吸い込む。

 それだけで町田の体は快感に震えるのであった。


「ふふっ、わたしのフェロモンすごいですか」


 優子が町田の後頭部を両手で抱え込むようにして拘束し、自分の胸の中に押し込む。

 さらに彼女の大きな胸がぐにゃりと変形した。

 まるで、優子のおっぱいが、町田の顔面を捕食しているかのような、壮絶な光景だった。


「今日は暑かったですからね。こういうときの私のフェロモンは、とってもすごいらしいんですよ。これだけで、頭トロトロになって、「優子しゃまの奴隷にしてくださいい」って懇願してくる男子もいるんですから」

「すううはあああ・・・・すうはああああ」

「ふふっ、先輩も夢中みたいですね。もっと深くにきましょうね」


 ぐいぐいぐい。

 優子が町田の顔面を爆乳に押し込んで潰した。

 さらなる感触に、町田の体が小刻みに痙攣して止まらなくなる。

 そして、それは唐突に訪れた。


「ンンンンンンッッ!!!」


 ビクンッ!

 ビクビクンっ!!


 町田の体が弓なりになって痙攣する。

 それは断続的に続いていった。

 優子が言った。


「はい、先輩は、おっぱいの匂いだけで雌イキしちゃいました」


 勝ち誇るような優子の声だった。

 彼女は、自分の胸の中に町田を拘束しながら笑っていた。


「それでは、マンガ喫茶の残り2時間、ずっとこのまま胸の中で閉じこめておきますからね。わたしの匂い、堪能してください♪」

「ああああ・・・あああ・・・ああああああ」

「おっぱいの匂いだけで何回雌イキできるか、楽しみですね、先輩」



 町田の痙攣が続く。

 優子の胸の中で、顔面を食べられてしまっている町田は、なすすべもなく、その快楽に身を委ねるしかなかった。


「ふふっ」


 優子が笑った。

 彼女は、一瞬、無自覚のサディズムを発揮して、力いっぱい町田の顔面を抱きしめて潰した。

 衝撃に呻く男の声を聞いて、彼女はさらに満面の笑みとなり、言った。


「次のステップに進んでもいいかな」


 優子は町田に与える快楽の計画を立て始める。

 優子の胸の中で悶絶する町田が、優子が計画する地獄のような快楽を想像することなどできるはずもなかった。

 デートはまだ始まったばかりだった。


つづく