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熱いシャワーが俺の体を打ちつけていく。
疲れた体と染み込んだ汗の臭いを洗い流してくれる。
だけど彼女の・・・
妹のオンナの匂いまでは洗い流してくれないだろう。まして心の中の敗北感なんて・・・。
俺は今日、とあるレスリング大会に出場した。ローカルの大会であるが俺は三つ巴による個人の部で優勝を果たした。同世代の、つまり男子選手ふたりを立て続けにフォールで破り、見事栄冠を手に入れたのだ。まあ大会の規模や相手の実力を考えるとそんなに大げさなものではないけども。
団体戦でも見事優勝を果たした。個人優勝よりも団体優勝のほうが嬉しいというけれど、今日の俺は2冠を手に入れてもとてもそんな気分にはなれなかった。
なぜなら大将として出場した団体戦で一回だけど相手の選手に敗れているから。
そう。たったの一敗なのだ。俺が敗北を喫したのは。
だけどその一敗は一勝もできずにいるレスラーと同等の、一生涯に残るであろう劣等感にまみれた敗北なのだ。
準決勝で対決した学校の大将はなんと女、それもまだ一年生であったのだ。そしてその一年生の女子は俺のよく知る相手であったのだ。
それもそのはず、彼女とは毎日同じ屋根の下で暮らしているのだから。
彼女は俺の二つ下の妹なのだから。
そう。俺は大勢の前で妹と闘い敗北を喫してしまったのである!
情けないしかっこ悪いだろ?
最初は互角の勝負だった。
一進一退の攻防を繰り広げているときから、俺は月美(つきみ)、妹の体から甘い香りと汗とオンナの匂いの混じった、躍動する女の体香(たいこう)を感じ取っていた。
あ。俺、ときたま分けのわからない自分にしか通用しない言葉使うから注意してくれよ。カンベンな。
時間の経過とともに妹のパワーとスピードに圧倒され始め、しのぐことすらままならない展開となってしまった。
タックルを決められバックを取られポイントが離される中、妹の脇の下に頭をロックされ、肩や腕に激痛を感じながら顔じゅうにバストを押しつけられた。
妹という少女の体はとろけそうなほど熱くなっていて、だから匂いもいっぱい胸の中に染み入ってきた。塩辛い汗も激動ペースの呼吸とともにたくさん吸い込んでしまった。
汗色に輝く月美の手足はスベスベしくて押しつけられたバストはとてもボリュームがあり柔らかかった。
妹の体はあまりにも女であった!熱かったからよけいに女が輝いていた!
そして強くて圧倒されてしまったから女感がより強かった!
俺はその強く輝く女に勝てなかった。負けてしまった。ただ男の意地、そして兄として最低限のプライドでフォールとテクニカルフォール負けだけは、なんとか阻止したけど。
ただし、いずれも微妙であった。スコアは11−3。妹から奪ったこの3ポイント、男や兄の意地として見せつけることはできたのかな?
試合終了後、月美のバストの部分には俺の吹いた唾や鼻水の泡が、まるで射精した精子のようにこびりついていた。汗に濡れる彼女のレスリングレオタードには、俺の涙もたっぷりと染みているはず。俺はそれだけ長い間妹の体、ことにバストに埋もれながら負けないよう奮闘していたのである。苦しんでいたのである。
俺の体をシャワーが流れていく。だけど敗北感や熱い妹の匂いや体の感触までは流してはくれない。
妹に負けてしまった事実。苦しくて何もさせてくれなかったほどのパワーで密着していた、熱すぎる妹の体。
匂いも汗も吸い過ぎたせいか今でも妹という女の体の感触はリアルに覚えていて、その強さから解放された今になって・・・・・・・・。
「あはあはあ・・・」
心地よさを快楽を感じはじめてしまった。
よすんだ!堪えるんだ!怜雄!
相手は血のつながりがある妹なんだぞ。しかも試合で負けた相手なんだぞ。
そんな女の感触を痛さと苦しさから解放された途端、快感エクスタシーを感じてしまうなんて、より一層敗北感が積み重なるだけじゃないか。
そういうのをきっと多分、変態格闘マゾって言うんだぞ!
〇校生でありながらそんな変態道に突っ込むなんて、これから先どうやって生きていけば良いんだよ?
マゾとしての人生なんて負け犬そのものだーーーーーーーーーっ!
シャウトした瞬間、俺の息子は大勃起した!
さらにその最悪タイミングで、なんと月美が風呂場へと入って来たのである!
「お兄ちゃん。今日はごめんね」
「何を謝るんだよ。まっとうなレスリングの試合だったんだぜ。気にすることはないし、俺からしてみたら謝れる筋合いはないよ」
勃起して慌てている俺に女の子度全開の優しい月美。それゆえ敗北感が悔しさとともに戻ってくる。
「それにしてもどうしてお前がここに?」
「お兄ちゃん。不用心だぞ。風呂場の鍵閉め忘れていたんだから」
「え?そうなの・・・・」
無意識にする行動だからそんなこともあるのだろう。少し合点がいかない部分もあるけど、前に一度コンビニでトイレの鍵を閉め忘れて見知らぬ男が入って来て、相手の男が泣きながら駆け去って行った事件があったので、またやらかしてしまったのだろう。あの日から気をつけていたのに・・・・。
「うん。それよりさ、やっぱり男の子と女の子の対決って男の子のほうがメンタル的に圧倒的に不利だから、いつもの力なんて出せなかったんだよね」
確かに月美の言うとおり最初は女の子、実の妹相手に闘い辛いものはあった。だけど時間が経つにつれ本来の自分の力を出し切ることができたし、そうした中で妹の体の感触とともに実力差も感じて負けてしまったのだ。
温かいオンナの中に包まれていた。それでいて痛くて苦しくて怖くさえあった。だから妹は強いんだ!俺よりはるかに強いんだ!俺は妹という年下の女の子に負けてしまったんだ!
と、強烈までの敗北感と劣等感を感じてしまっているのだ。打ちのめされている最中なのだ。
「ま、まあね。でもそうしたメンタルの弱さを克服していかなければ、真の強さととは言えないだろう。だからさ、気にしなくて良いし、俺がいつもの力を出し切ることができなかったとはいえ、お前は本当に強くなったよ」
言っていて情けなかった。実力差から何もさせてもらえなかっただけなのに。ジャギになったような気さえした。そう。俺と月美の強さの差はおそらくケンシロウとジャギ。ばわ!
「そう。ありがとう。ほめてくれて。闘いづらいなか最後まで闘ってくれて」
本当に女の子らしい月美。男としてドキドキするほどの気遣いだ。
「おう。用が済んだんだら。早く出ってってくれよ」
「それはできないな。お兄ちゃんにお礼がしたいのよ。お父さんもお母さんもカンボジアへ出かけてていないでしょう。だから兄妹ふたりっきりでなければ出来ないお礼がしたくて・・・・ドキドキドキドキ・・・・」
ドキドキドキドキドキドキ・・・・バクンバクンバクンバクン・・・・。
そういう展開になってきた。カンボジアへサイトシーイングへ行った両親が恨めしくもあり、GJにも感じた。
月美はバスタオルながら俺の目の前に現れた。この状態でもかなりのセクシーさ。生の脚がどんな格好なのか妄想を膨らませてくれる。
「恥ずかしいけどバスタオル取るね」
ドクドクドクドク・・・。顔を真っ赤にさせ恥じらいながら言った妹。俺は恥ずかしさ全開!でも期待感に美しい妹のことを見つめる。
はらり。バスタオルを広げると甘い匂いが漂ってきて、紺色の競泳水着が姿を現した。スケスケでもテカテカでもなかった。それでも抜群のスタイルの月美だから、とても色っぽくて艶めかしい・・・。
「オイ!な、何を考えてるんだ!」
こんなに興奮させられている美少女は実の妹!なんかしてしまいそうで、またされてしまいそうで。あまりにも悩ましくて頭がおかしくさえなりそうだった。心臓は止まりそう。
「だ・か・ら。お礼よ。背中流してあげるね。お兄ちゃん」
月美は嬉しそうに言うといよいよ俺の体へと寄って来た。
背後に妹を感じる。タオルで優しく背中をウォッシュしてくれている。彼女の甘い吐息が湯気とともにうっすらと感じられる。
これだけで俺の息子はギブアップして起ってしまいそうであったが、妹はもっと甘すぎるウォッシュをしかけてきた。
タオルではなく全身で背中を洗い始めたのである!水着越しに感じる妹のあまりにも柔らかい胸の感触。皮膚を残したまま体の肉や骨は燃え尽きてしまそうなほど気持ち良いぃ〜。
「あ、ああはあ・・・・」
堪え切れなかった。声も息子も。試合でバックを取られて痛さとフォール阻止に歯を食いしばっていたのを思い出すと、情けなくてそれがまた妹から余計にオンナを感じさせる要素にもなってしまう。より快感を得てしまう!
ああ。俺はやはり変態格闘マゾになってしまったのであろうか!
俺の変態を妹が感じ取ったらしい。そして彼女も変態した。
「レスリングの時は案外粘れたのに今はまるで忍耐がないのね。やはりまだ女をしらないせいね。レスリングの時以上に十分手加減してあげたつもりなんだけどな」
いつもより2オクターブぐらい低くまたグラマラスな声でそう言った月美の言葉。俺はわが耳を疑った。その豹変振りも言葉の内容も信じられない。
とくにレスリングの時のところ。あれだけ何もさせてもらえなかったのに。そのうえ手加減までされていたなんて。悔しさを通り越し絶望だ!だけど、やはり信じられない。階級も俺のほうが上でインターハイ目前まで行った実力だってあるのに。
それをついこの前まで〇学生だったはるかに軽量級の女の子が手加減して、試合を完全にコントロールして勝ってしまうなんて、どう考えても信じることはできない。
いや。男として兄として信じたくはない。
「信じられないでしょうけど本当のことなのよ。口で言っても理解できないだろうから、痛さで教えてあげるわ」
「?・・・!」
豹変した妹にまったくついていけない俺。信じたくない事実を受け入れるのは怖かった。それにやはり信じられない思いもある。
「さあ。お兄ちゃん。立って」
「え?」
いきなり何を言ってるんだ?
「良いから立つのよ!もたもたしないで!」
「はい!」
月美からこんなに強く言われたのは初めてであり、その迫力というか人を平伏させる威厳みたいなものに、俺は言うことを聞くしかなかった。妹に言われるがままに立ちあがってしまい、兄として非常に情けなくなってきてしまった。
それにしても・・・。
たまらない。
色っぽい。
わが妹ながらなんという美しさなのか!
全体的に筋肉質なのに頬や乳房は女性らしいふくらみを持ち、女としての強さと柔らかさが美しすぎるほどのバランスで並立している。
湯に濡れる髪。幼さを残しつつも大人に向かって伸びている眼鼻立ちは、少し整い過ぎていているかもだけど、妹の負けん気の強い性格と優しい性格とは相性ばっちりだから、兄としてはもちろん男として美しいと思う。
そしてそんな美し体からは蒸しっと甘い香りが漂ってきていた。その中にはオンナの匂いも含まれていて、勃起を堪えるのに必死を総動員しなければならなかった。
「ねぇ。あたしの体抱いてみたいでしょう?」
「え?いや・・・それは・・・だからして」
ストレートに言われて俺はしどろもどすることしかできなかった。欲望にあまりにもダイレクトだったから。
「厭らしいこと考えてるでしょう?だけどこれは抱擁よ。欧米じゃ兄と妹がハグするのなんて当たり前だし、日本でも近頃じゃそうなりつつあるんじゃないかしら」
「そ、そうだよな・・・」
え?そうなの。俺は疑問に感じたが妹の言葉に乗ることにした。勃起は怖かったけど血縁関係で結ばれたあの美しい体に触れてみたくて我慢できなかったのである。
ドキンドキンドキンドキン。
俺は月美の美しい体、妹というオンナの体に抱きついた。腰の裏にしっかり腕を回して。
心臓のペースに頭の回転が追い付いていないのか。無我夢中状態であったが妹の体の逞しさも胸の柔らかさも温かさもはっきりと感じていた。
妹の抱きご心地を感じれば感じるほど意識は薄らいでいくような気さえした。
堪えられるはずもなく勃起していた。
「あら。妹の体にずいぶんと厭らしい反応をしているのね」
「ゆ、許して」
情けなくて涙が出てきそうだった。そしてあそこの先端からも涙が溢れてきていた。
「そうね。真剣勝負をすれば厭らしい考えなんて浮かばなくなるかもね。妹の体に射精するなんて人の道を踏み外す行為をしなくてすむはずよ」
「真剣勝負?」
妹の心地の良い体の感触に俺は警戒心と恐怖を芽生えさせた。この体に俺はレスリングの勝負でねじ伏せられ負けてしまっていたのだから。
「ええ。そうよ。これからどちらかが音を上げるまで力任せに抱き合うのよ。いわば、ベアハッグ合戦ね」
「・・・・ゴクリ」
俺は先ほどの妹の言葉を思い出した。信じたくない思い。拒否したい真実。それをこれから思い知らされてしまうのか・・・。フィジカル的にもメンタル面でもあまりにも恐ろしい・・・。
「うぐあぁ」
俺は今苦痛と闘っている。月美のパワーはやはり凄い。昼間の試合で感じた以上の痛さと恐怖であった。
ベアハッグ合戦。俺は妹の強さを感じている。腰が真っ二つになりそうなこの痛さ、息さえできないようなこの苦しさこそが妹の強さそのものなのだ。
俺は相手に苦しんでいることを悟らせまいと懸命にポーカーフェイスを作り上げている。妹も同じくだ。俺のパワーが妹にどこまで通じているのか分からないが。
だけどどんなに凄いパワーを持っていようとも女の子。相手のパワーに対して弱い体の構造をしているはずだ。それにスタミナだって・・・。
「さすが、男の子だわ。あたしもう疲れてきちゃった」
不意に月美がそう呟いた。やはり思ったとおりだったんだ!俺は兄貴としてのメンツが保てたとことに安堵したし、何よりこの痛さ苦しさから解放されるのが嬉しかった。
「だから、一気に決めさせてもらうよ!お兄ちゃんなら耐えられるわよね?」
俺は月美の言葉に何かしらの感情を抱いている暇もなかった。ノーチスした瞬間・・・
おげあああああ。
「おげあああああ!」
背骨がああああ折れる。腰がああああああ!たたたた助けてえええ!
「ギギギギブブウアップ!」
兄としての意地男としてのプライドなどどこにもなかった。負けで良い。一瞬でも早く妹のベアハッグから逃れたかった。
あれだけ苦しかったのに。妹はフルパワーではなかったのだ。そしてそのフルパワーは1分もあれば俺の体中の骨を砕いてしまうであろうほど、凄まじい強さであり、それは即ち重すぎるまでの痛さであり苦しさであり恐怖であったのだ。
こうして冷静に解説していられるのも妹がフルパワーをやめてくれたおかげ。
それでも十分すぎるほど痛くて苦しい。俺のパワーより少し上回っているだろう・・・。
負けだ。どう考えても妹には敵わない。あまりにも絶望的に力の差がありすぎる。開きすぎている。
こんなときでも感じる妹の柔らかいバストの感触。すべすべのなめらか潤い肌。甘く温かい匂い体温。プライドも対抗心も微塵にされてしまったから惨め。あああ。惨め。
妹は笑みを浮かべながら尋ねてきた。
「本当にギブアップするのね?女に負けてしまうのよ。実の妹に許しを請ってまで勝負を投げ出すことなのよ。それでも良いのね?」
「ああ。もちろんだよ。俺ではとうてい月美には敵わない」
涙は抑えられなかった。弱い男の体で感じる妹の美しすぎる美貌があまりにも恨めしく悔しい。
「あら。口のきき方がなってないわよ。おに・・・いえ、負け犬パトラッシュ」
「え〜!負け犬、パトラッシュ!なんだよ、それ?」
「お黙り!今からお前は負け犬パトラッシュであたしはそのご主人様、ミストレスよ。それがギブアップを受け入れる条件。いやなら構わないわよ。体がくの字に折れ曲がるまで全力で抱擁してあげるから」
そう言って妹は微笑んだ。悪魔のような冷たさと女神のような美しさが同居していた。いや。俺はそう感じてしまったんだ。
だから俺は妹の・・・ミストレスの屈辱的な要求を受け入れることにしたんだ。抵抗する気はもはやゼロ。それにあんな痛く苦しい思い二度と味わいたくはない。
「も、申し訳ありませんでした。ミストレス・・・・月美様」
妹の体を兄の体中で感じながらの服従。甘い匂いと耐えられる中で感じる至高の苦痛。このふたつの前に俺の兄や男としての意地やメンツなどまったく無くなってしまっていた。
あるのはM雄としての快楽。あまりにも異常な性的興奮。勃起を堪えられるはずもなかった。
「あら。何?このおち〇ちんは。コチコチじゃない。ミストレスの赦しもなしに愚息を大きくさせてしまうなんて。調教が必要ね。犬は人間との関係を勘違いしやすい動物っていうし」
「調教?一体何を!」
俺は期待半分恐怖半分に妹ミストレスに尋ねた。鞭でスパンキングされるのであろうか。いや。鞭なんて持ってないと思うけど・・・。ってことは
「もちろんフルパワーハグよ。あたしとお前の力関係をたっぷりと刻みこませてあげるわ。ミストレスに対する無礼を働いたらどんな痛い目に遭うのか思い知るのね」
「そそなああああ!!!」
あああああぐああががああ!
腰が古紙が古紙があああああ!
たししししけてえええええええ!
折れれれるるるるるれれれ・・・・れえ!!!
「いつまで絶叫しているの?近所迷惑な。もう離してあげてるでしょう」
月美ミストレスに言われて初めて倒れこんでいることに気付いた。四つん這い、犬の格好で。意識さえ吹き飛ぶほどの痛みであり、実際今だって吐き気がするほどするするする・・・・。
「ドゲボエエエエ!!」
俺は我慢できずに、ミストレスの前で戻してしまった。もっと情けないことに勃起していたはずの息子は縮んでいて、そしてそこからは大量の尿が洩れこぼれてしまっている。
それでも、なんとか腰の骨は折れずにすんでいるようだ。だが男、兄、格闘家。そのすべての心は粉々に折れてしまっていた。もう二度と修復できないだろう。
俺はM雄に目覚めてしまったのだから。
●●●
俺は月美ミストレスに命じられて丹念に歯を磨くと再び風呂場へと戻った。恐怖感も期待感も分けが分からないほどグチャグチャになり、とにかく興奮して勃起を鎮めるのに試合レベルの集中をしなければならなかった。
「そこにお座り」
月美ミストレスに命じられて俺は椅子に座る。
「あたしの姿を崇拝するように仰ぎ見るんだよ。本当に反省しているんなら勃起なんてしないはずよね?」
月美ミストレスは自信ありげに妖艶な声音と口調で命じられた。本当にこの妖艶美女があの妹なのか?男のことを知り尽くしている10歳ぐらいは年上のお姉さん的な雰囲気さえ漂っているではないか。
俺はつま先から月美ミストレスのおみ足を見つめ上げていく。強靭な筋肉は若い女色の皮膚にコーティングされていて、その上にはお湯が滑り流れていて濡れ輝いている。
月美ミストレスはシャワーを浴びていて体を温めておられるが、俺は寒い!だがこの肉体的な辛さが勃起制御にかなり貢献してくれているので助かってはいた。
「あはあはあ・・・・」
「あら。息が乱れてるわよ。レスリングの時はあたしに攻め込まれても乱れることはなかったのに」
月美ミストレスの股の間は割れ目がくっきりと表れていた。スク水ごしから。血のつながった女の○秘。
「ああ。もう駄目です。お許しください」
目もそらせない。勃起もできない。この美しい女神様のおそろしい怪力ペナルティ。
苦しすぎる!狂おしすぎる!心臓よ止まってくれ!これしかこの狂おしさから逃れるすべがないのなら。
「ダメよ。さあ、今度は胸を見つめるのよ。もちろん勃起することは許さないわよ」
月美ミストレスはそうご命じなされた。そして。水着をめくってしまい胸の部分を露出させてしまったのだ!なんのためらいもなく一瞬の早業で。
まるい乳房。アスリートにしては大きめなサイズ。ピンク色のプリリン乳首。
も、もう駄目だあああ!
「誰が勃起しても良いって言ったの?」
月美ミストレスは低く落ち着いた声で言う。だから俺には怒りが見える。
「お許しを。はあはあああ・・・」
こらえきれるはずもなかった。目からも急成長した息子の先からも涙が溢れていた。
「まあ。いいわ。童貞なのはおろか女の裸さえみたことないんだろ?それであたしの色香にギブアップしたんだよね、坊や?」
「そ、そのとおりでございます」
強さにギブアップして今度はその美しさにも為すすべなくギブアップを奪われた。その事実にますます興奮させられる。はあはああ。
「立ちな。楽にしてあげるから」
「はい。月美ミストレス」
俺は立ち上がる。月美ミストレスに勃起したモノを見せることに申し訳なさを感じる。
「今すぐ楽にしてやるよ。ただしあたしの許しがあるまでは移された白液を飲み込むんじゃないよ。良いわね?」
「はい。月美ミストレス」
どういうことなんだろう?よく分からないけどミストレスが命じたことなので飲み込むしかなかった。
ああ!なんということ!驚いた。嬉しかった。そして惧れおおいとも思った。
月美ミストレスがあの可憐なお口で乱暴にそそり立っている俺の愚息を包み込んでくれたのである。
つまりフェラチオ。
「あははああはあ・・・」
月美ミストレスは舌を転がし息子の敏感なところを遠慮なく攻めてくる。口の中でレスリングをしているみたい。やはり、あはあはああ・・・。勝ち目はない。
きっとあの愛らしい口の中で月美ミストレスの唾液と俺のちんぽ汁がいっしょになっているはず。絡んでいるはず。ああはあはああ・・・・。妹の舌は容赦なく兄のオトコを責める。嬲り続ける。
「うは!ああああぁああああぁああ。も、申し訳ありませせせさああ・・・」
聞き分けのない放蕩息子を抑えることはできなかった。とんでもない口内暴力を働いてしまった。
俺は射精した。月美ミストレスの舌の暴力に耐えられはずもなかった。可憐な口の中にどんどん精子を放出している。美しく凶暴な技に絞り取られている。
射精がやみ終わると月美ミストレスは立ち上がり俺の体を抱きしめた。射精のデスペナルティ、抱き殺される!おれは射精後のうっとりする頭の中で一瞬よぎったが、女神は優しかった。
俺の体中の骨をバラバラにしてしまうこともできる絶対的なミストレスは、力強い苦痛ではなく心弾む狂おしさを抱擁で与えてくれているのだ。
胸に感じる月美ミストレスの柔らかさとボリュウム。乳首のコリっとした感触が息の根を止めてしまいそう。
こんな状態の中、月美ミストレスは口づけを求めてきた。彼女のくちびるはとても柔らかかった・・・。」
「うううむむむ・・・」
ただの口づけではなかった。俺の放った精子と彼女の分泌された唾液とが絡まったネヴァネヴァの愛液を、注ぎ込んでもきたのである!そして舌で俺の舌を責め立てる。
破裂しそうだ!息子に膨張するような痛みが走る。勃起したのだ。この苦痛は胸に感じる柔らかい女神の乳房によりもたらされたのだ!愛らしい顔の舌に敗北したがゆえのオトコの音が捻りあげられてしまったのだ!
格闘マゾに目覚めさせられた俺はこのだらしのない快楽を抑えられそうにない。
あああああ!もっといたぶって!
もう完全に快楽に狂った俺。興奮のあまり口移しされた液体を思わず飲み込んでしまった。
「ゲホゲホッ!」
咳き込みながら先ほどの月美ミストレスの言葉を思い出していた。許しがあるまでは白液を飲み込むな。そう命じられた。俺は命令違反を犯してしまったことになる・・・。
「あたしの命令を破ったわね」
月美ミストレスは俺の体から離れると怒りを露わにそう仰られた。
「あああ。お、お許しを」
「勃起したまま謝るなんて随分となめているじゃないか。ええ」
「も、申し訳ありません。月美ミストレス。あなたさまのお美しさと強さの前にあわれな奴隷ではとうてい・・・」
月美ミストレスは俺の情けなさすぎる言い訳を最後まで聞いてくれなかった。
「お黙り!きついお仕置きをしてやるから覚悟するんだよ。普通の男なら味わうことのないロスト感を今からお前に味あわせてあげる。嘆きとともにね」
俺は冷淡に笑った月美ミストレスに恐怖を感じていた。自然と勃起は収まっていた。
一体どんな惨いことを考えておられるのか?ロスト感って・・・一体男の俺から何を奪おうというのか?意地、プライド、反抗心。もう何もかも女の強さと美しさで奪っておいでなのに。
俺の知る限り奪われるだけのものは何も残っていない。オトコを知り尽くしている感があるミストレスは、俺の知らない未知の部分さえ奪い去ろうというのか。
分からない。でもとにかく怖かった。
俺はいったいどうなってしまうのか。どんな運命に翻弄されてしまうのだろうか・・・。
●●●
ベッドの上。横には愛しの妹、月美ミストレスが寝ている。狭いベッド。少し寝にくかったけど血で結ばれた恋人ミストレスと密着できているので嬉しくはあった。
甘さの中に女の匂いがハイブリッドされていてドキドキさせられる。赤いネグリジェが色白の彼女にはまたよく似あっている。
それにしても・・・。
イテテ・・・。
ケツと腰が痛い!
俺は妹にガンガンお釜を掘られまくった。これが妹の、いや月美ミストレスのお仕置きであったのだ。
俺は圧倒的な力を持つ妹という肉親にお菊バージンを奪われてしまったことになる。ロストさせられてしまったことになる。
これ以上奪われるものはないと思っていたのに、その痛い快楽にすっかり心を奪われてしまった。
生温かい黒肉棒だったら気色悪くて不味くて一生トラウマに残るような心のダメージを受けただろう。当たり前だが俺はモーホーというか男色家ではないのだから。
だけど冷たいシリコン製のディルドを口にした時、その絶妙な無機質の味と感触に興奮したし、何より鼻からは月美ミストレスの匂いを吸いこんでいたので、とても美味しいと感じたのだ。
自分の唾液にたっぷり濡れるディルドにアナルにもローションを塗りたくられると、いよいよインサートされた。
男には自分の世界がある。その世界を天沼矛(あめのぬぼこ)に撹拌され新たな世界が生まれいずる心地さえした。
痛かったけど女性が受ける痛さ、産む痛さみたいなのを妹という血のつながりのある女性から力づくで思いさらされて、とてもとてもMゾの琴線を刺激されたような気がした。
妹にアナルを犯されながら俺は大量のザーメンを放出した。ぐったりして気絶しかけた。
今でも倦怠感はかなり残っている。
「お兄ちゃん。ゴメンネ。初心者にはきつすぎるお仕置きだったよね」
月美がふいに言い出した。年上のミストレスというよりはいつもの、年下の妹に戻っている。
「気にすることはないよ。俺、すごく気持ちよかったから」
言うまでもないけど本音。それと妹にあるにも関わらず今までどおりの口のきき方していることに、少し怖さを感じてもいた。
「ありがと。そう言ってもらえると犯した甲斐があったな。えへへ。実言うとね、男を犯すようになってからお兄ちゃんを逆レイプしてみたいって思うようになってたの。妹なのに変態だよね。でもお兄ちゃんかわわいいから。気持ちよくさせたいって思てったんだよ」
「変態だなんて、そんなことはないよ。俺のほうがもっと変態だよ。妹に犯されて一気にMゾーンに目覚めてしまったんだからな。それにお前にそんな風に思われていたなんて兄として男として幸せだよ」
お前呼ばわりして月美が怒りやしないかと恐怖したがいつものままだった。
「そう。だったら今度またたっぷりと犯してあげるからね」
嬉しそうに言う妹。嬉しさ半分怖さ半分だった。絶頂を感じている妹にお尻を壊されるか骨を折れられるか・・・。
「それにしてもお兄ちゃんって才能あるね。レスリングもSMもね。吉村薫より上だと思うよ。両方とも」
「吉村薫って。お前彼のこと知っているのかよ?」
驚きだ。吉村薫といったら代表クラスの男子レスラーなのである。確か警備会社に勤めている、もちろん大人の選手。
「ええ。なんとか交流会で薫がうちの学校にレスリングの一日教師としてやって来たの。その授業の中であたしと対戦してそしてあたしが彼をフォールで破ったのよ。相手にもオーディエンスにも分かりやすいように力の差をはっきりと見せつけながらね。あ。これ。〇学のときの話よ」
もっと驚きだ。確かに月美は強い。実に強い。そのことを体で知っているわけであるが、まさかあの吉村薫まで思い知らされていたとは。これは本当に驚きだ。しかも中学のときって・・・。
「授業の日から一週間ぐらいして薫があたしの前に現れたんだ。そこで告白されたのよ。俺はMゾであたしにミストレスになって欲しいって。君に負けて一気にMゾになったんだって言ってたわ」
あれだけ犯されまくって倦怠感だってひどいのに、股間が充ちていくのを感じている。男の意地を燃え上がらせ女との勝負に臨みそして負けてしまう。圧倒的な力で柔らかいバストを押しつけられて、汗の臭いとオンナの熱い匂いを嗅ぎながら。
その強さ苦しさから解放されると残っているのだ。相手の女の体の感触が。刻みつけられているのだ。女の体に圧倒された事実が。
どんな男もこれだけの美少女に真剣勝負に負けてしまったら一気にMゾーンに突入してしまうだろう。この俺のように。
「お兄ちゃんもあたしに負けてMゾに目覚めたの?」
「ま、まあね」
苦笑いを浮かべながら言う。もしかしたら元々Mゾの毛があって月美に負けたことにより一気に目覚めたのかもしれないけど。
「良いこと教えてあげるわ。スポーツ界に女性への参加が認められはじめてから、30年ぐらいかしら。女はオンナ(♀)という男より優秀な性の中でのみ真剣勝負することにより、本来の優秀な力を取り戻したのよ。相手の動きを捉える動体視力、次にどんな行動をとるのかという判断力、そして実際の動作をする全身の筋肉。そのすべてが男の3倍優秀なの。
大昔。人類が今の姿に進化した直後はそうだったのよ。でも氷河が地球全体を覆ってしまうと食料は激減し、優秀なハンターである女だけが食料を確保し、無能な性である男はどんどんとその数を減らしていったわ。
男女の数のバランスがあまりにも大きく崩れだすと、ニンゲンという動物は種の保存のために性差を無くす選択をしたの。つまり圧倒的に優秀であったオンナがオトコへと身体能力を近づけたのよ。その際、急激な変化についていけずオトコより少しだけ弱くなってしまったわ。その後の男を中心とした歴史が積み重なっていったのは言わなくても分かるわよね」
そうだったのか!でもそんなこと学校では教わらなかったぞ。コイツ、冗談でも言っているのかいな?
「どうして学校で教わらなかったのか、マスコミを通して世界中に発表されなかったのか、疑問に思ってるでしょう?やはりすべては男女のバランスのためなのよ。一歩間違えば優秀種のオンナがオトコを絶滅に追いやり、ニンゲンそのものが滅んでしまうとも限らないからね。それにまだまだ一部なんだ。本来の力に目覚めた女の子って」
ごんくり。俺は唾を飲み込む。今はまだ男女のバランスが保てているから良い。もし崩れたら・・・。
だけど。月美の話は希望にも思えた。血のつながりのある妹という女子レスラーに負けて、レスラーとしてやっていく自信を無くしてしまったけど、オンナという性はオトコを超越するほど強かったのだ!
だから残りの1/2の世界。男子レスリング界では十分自分の力だって通用するのではないのか!希望がわいてきたんだ。それに本来元々男女別々に行われる競技だし。
「さあ。もう寝ましょう」
「うん・・・」
俺は妹に抱かれて寝たかった。でも恥ずかしくて言えなかった。これではまるで母親と子供の関係ではないか。
「どうしたの?もしかしてあたしに抱かれて眠りたいの」
なんでも見通している月美。幼いころの母親みたいだ。
「うん」
恥ずかしかったけど素直に言った。だって本当に妹ママに抱かれたかったから。
「仕方ない子ね。だったら最初から素直に言えば良いのに」
月美ママは胸元にそっと俺の頭を抱き寄せてくれた。甘くて温かくてオンナの匂いがうっとりと安らぎを与えてくれた。
色々とありすぎた一日。たくさんのものをロストもしたけど。でも今までの人生の中で一番素敵な一日であった。今日という日を忘れない。いつまでも・・・。
(おわり)