調教。

 それは毎日のように続いた。

 彼女が僕の体を改造していくようだった。

 連日連夜続く、佑梨ちゃんによる調教。

 たとえば今日は、乳首を虐められている。

「きもちい? 翔太くん」

「あひ・・・・あひん・・・・」

 背後から抱きしめられて、さきほどから乳首をいじめられている。

 部長と同じように、彼女の太ももの上に座って、背後から乳首をカリカリと虐められていく。彼女の顎が僕の右肩にのっている。そして、耳元でささやかれるのだ。

「さっきから、あひんあひんって喘ぎ声やまないね」

「ひいん・・・・ンンッ・・・・・」

「恥ずかしくないのかな? 男のくせに甘ったるい声あげちゃって、情けないと思わない?」

 カリカリカリッ!

 彼女の両手の指が、僕の両乳首を蹂躙する。

 フェザータッチでどこまでも続く快感。

 乳輪ぞいにぐるぐるとじらされ、最後に突起がかすかにいじめられる。そのたびに僕の体はビクンと痙攣するのだが、その痙攣すら、彼女の抱きしめによって奪われてしまうのだ。佑梨ちゃんの大きなおっぱいが背中を潰していて、ぐんにゃりとその乳肉に埋もれているのが分かった。

「目、とろんとろんだね」

「ひいん・・・・んんッ・・・・・」

「なさけな~い。彼女に乳首責められて、もう夢の世界にいっちゃってるね」

 さんざんに、耳元で責められる。

 その言葉だけで僕は頭の中で絶頂する。

 彼女の吐息と声で、僕の脳味噌がトロトロに溶けていくのが分かる。すべての抵抗力を失ってしまった僕にむかって、まるで洗脳するみたいに佑梨ちゃんが言う。

「ほら、謝ろっか」

 くすくす笑って、

「乳首いじめられるだけでアンアン泣いちゃう情けない姿を彼女に見られながらさ。自分の情けなさを、必死に謝れ」

 笑う。

 その勝ち誇った声で体が震える。

 僕は言った。

「ごめんなじゃいいいいッ!」

 とろとろになりながら、うつろな視線で、必死に謝る。

「ごめんなじゃいいいッ! 情けなくてごめんなさいいいいッ! 乳首いじめられてきもちよくなって、ごめんなさいいいッ!」

 謝る。

 そのたびに僕の体に快感が走る。

 なぜかは分からない。

 けれど謝れば謝るほど、僕の体に電流みたいな快感が走るのだ。それと同時に、佑梨ちゃんの乳首責めによる快感がさらに増して感じられた。

「いいよ。とっても情けなくて、わたし好み」

 背後から。

 僕のすべてをトロトロにさせるような妖艶な声色で彼女が言う。

「翔太くんのこと、許してあげる」

「あひんんッ! ひいんんッ!」

「こんな情けない姿の翔太くんのこと、許せるのはわたしくらいだよ? もっともっと情けなくなっていいんだからね。わたしの前では取り繕う必要なんてないんだから」

 カリカリカリッ!

 乳首が虐められる。

 僕の体が震える。

 命令されていないのに、僕の口から絶叫がほとばしった。

「ごめんなじゃいいいいッ!」

 快感で震える。

 背後で「くすり」と笑い声。

 ずっとずっと、それが続いた。



 *



 乳首だけではない。

 体のすべての性感態を調教される。

 当然、彼女がアナルを放っておくわけがなかった。

「うわっ、もうトロトロだね」

 佑梨ちゃんが僕のことを見下ろしながら言った。

 ベットの上に仰向けに倒れた僕のアナルを指でめちゃくちゃにしながら、佑梨ちゃんが笑っている。

「翔太くん、アナルの才能あるんじゃない? 普通、一発でここまで気持ちよくなれないよ?」

「あひいん・・・・ひいいん・・・・」

「翔太くんの中、私の指をぎゅうぎゅう押しつけてきて、はなさないもん。よっぽど好きなんだね、ここ」

 くいっ!

 少しだけ彼女の指が蠢き、体が痙攣する。

 簡単にメスイキして、びくんびくん震える。

 頭上の佑梨ちゃんがニンマリ笑った。

「次は、わたしの舌で犯してあげる」

 僕の体に馬乗りになって、顔を近づけてくる佑梨ちゃん。彼女はそのまま、あの長い舌をベロンと出して、見せつけてきた。

「ほら、この舌で、今から君のアナルめちゃくちゃにする」

 大迫力の舌。

 ゆらゆらとゆらめく肉厚で長い舌でアナルを犯されたらどうなるのか。それを考えただけで、僕の体がメスイキしてしまった。

「ふふっ、やるね」

 てきぱきと佑梨ちゃんが僕を調理する。

 僕の体をうつぶせの体勢に転がす。

 その背後から彼女が僕の腰をがっちりとつかんで拘束を完成させてしまった。

「いただきま~す」

「ひっぎいいいいッ!」

 彼女の舌がヌメヌメと、僕の体の中に入ってくる。

 長い、長い舌。

 僕の奥深くまで挿入され、ぐりぐりと蠢いていく。体の中を浸食されてしまっている。簡単に僕のメスイキスイッチを探り当ててしまった佑梨ちゃんが、そこだけをグイグイと舌で押し潰してきた。

「あっっぎいいいッ!」

 メスイキ。

 体が尋常ではないほど痙攣する。

 それを佑梨ちゃんが背後から押さえつけてきて、痙攣すらできないように身動きを封じられてしまう。痙攣で快感を逃がすこともできなくされてから始まるアナル調教。佑梨ちゃんの舌が蠢き、永遠に続くメスイキで頭がおかしくなる。

「ごめんなひゃあいいいッ!」

 謝る。

 快感が増す。

 さらに謝る。

 背後で佑梨ちゃんが笑った。

「ふふっ、順調だね」



 ●●●



 久しぶりに学食で友人と食事をした。

 日替わり定食を食べながら近況を話し合う。

 そんな時、友人がまじまじと僕のことを見つめてから、言った。

「まさか、おまえが飯島と付き合うとはな」

 感慨深そうに言う。

 僕は口に含んでいたカラアゲを喉につまらせそうになりながら言った。

「な、なんだよ急に」

「いや、まさか飯島が部長を振って、おまえとくっつくとは思ってなかったからな」

 ふうと、友人がため息をついた。

「部長もぱったりサークルに顔を出さなくなったもんな。失恋のショックで授業にも出てないらしい」

「そ、そうなんだ」

「ま、おまえが悪いわけじゃないし、別に俺もおまえのことを責めてるわけじゃないさ」

 そう言って昼食に集中する友人だった。

 その時、ちょうど話題になっていた人物が話しかけてきた。

「翔太くん、シャーペン貸してくれない?」

 佑梨ちゃんだ。

 体にぴったりとくっついたセーターを着ている長身爆乳の彼女が僕の隣に立っていた。

「いいけど、どうしたの?」

「なんかなくなっちゃったんだよね。最近、よく物をなくすんだ」

 不思議そうに言う佑梨ちゃんだった。

 僕は筆箱からペンを取り出して佑梨ちゃんに渡した。彼女は「ありがとう」とにっこり笑ってから、

「翔太くん、3限で終わりだよね?」

「そうだよ」

「それじゃあ、その後で一緒に帰ろうよ」

 佑梨ちゃんが、ちらっと友人のことを見てから、僕の耳元に顔を寄せてきた。その甘い匂いですぐに体が反応してしまう。甘い吐息が僕の耳元でささやいた。

「今日も、たあっぷりかわいがってあげる」

 ビクンッ!

 体が反応してしまう。

 そんな僕のことをひとしきり観察してから、佑梨ちゃんが「ふふっ」と笑って離れていった。彼女がいなくなってからも漂う甘い芳香で、頭を麻痺させていると、ずっと黙っていた友人が、一言。

「ラブラブだな」

 と、呆れたように言った。



 *



 ラブラブ。

 確かにそうかもしれない。

 彼女にかわいがってもらうたびに、僕は彼女にはまっていくのが分かった。彼女の命令があればどんなことでも従う。どんな調教だって、僕は悦んで受けるようになっていた。

「ん、わたしの許可なく射精しないようになったね」

 僕の上で腰を振るい続ける佑梨ちゃんが言った。

 彼女の自宅の寝室。

 そこで僕は、今日も騎乗位で彼女から犯されている。

「これも耐えられる?」

 パンパンパンッ!

「ひいいいいいいッ!」

 彼女の腰が乱暴に打ち付けられる。

 佑梨ちゃんの巨尻が僕の下腹部を潰し、肉の殴打音を寝室に響かせる。彼女の中はあいかわらずにすさまじくて、僕はすぐに射精しそうになる。

「うっぐ」

 それでも僕は必死に耐えた。

 歯を食いしばって、両手でベットのシーツを固くつかんで必死に耐える。頭上で佑梨ちゃんがニンマリと笑った。

「うん。すごいよ翔太くん。がんばってるね」

「あひい・・・・う、ううううッ!」

「今までの彼氏は、どんなに躾ても我慢だけはできなかったんだよね。翔太くんは優秀だね」

 えらいぞ~。

 おどけたように言って、佑梨ちゃんが僕の頭を優しく撫でてくる。そのまま腰振りは継続。優しく撫でられながら、腰を乱暴に打ち付けられる。その二重苦で頭がおかしくなっていく。

「ゆ、佑梨ちゃん・・・・お願い・・・・」

 限界が近づき、僕としては懇願するしかなかった。

「お願いだから、射精させて」

「ん~?」

「も、もう無理・・・・・30分もずっとこのままで・・・・・もう無理です」

 頭上の佑梨ちゃんがニンマリと笑う。

 まるで僕の泣き言を叱るように、彼女が力強く腰を振って、「パンパンパンッ!」と犯す。僕の口からは「あひん」という喘ぎ声が漏れた。

「もっと必死にお願いしろ」

 妖艶に笑った彼女が言う。

「もっと情けなく、無様に、射精懇願しろ」

「ひ、ひいいい」

「ほら、やれ」

 命令。

 乱暴な口調になった佑梨ちゃんはどこまでも美しかった。僕は絶叫した。

「射精させてくださいいいいッ!」

「もっと」

「イかせて、イかじぇでえええッ! 射精したいいいいいいッ! 僕のち●ぽ、絞りとってくださいいいいいいッ!」

 喉がかれるほどに絶叫する。

 そんな僕の情けない様子を佑梨ちゃんがニンマリと笑いながら鑑賞する。僕の射精懇願がほとばしるほどに彼女の腰振りが強くなる。そのたびに僕の絶叫があがっていった。

「ふふっ」

 ひとしきり鑑賞を楽しむと、佑梨ちゃんが笑った。

 そして、僕の耳元に顔を近づけると、囁き声で、

「イけ」

「あっひいいいいんんッ!」

 どっびゅうううううッ!

 びゅっびゅううううッ!

 射精。

 長く、長く続く敗北射精。

 僕の精子たちが彼女の密壷に吸収されていく。食べられてしまっているのだ。捕食されて、吸収されて、彼女の養分になってしまう。男は彼女の栄養源にされるだけのエサでしかない。

「一回目、終了っと」

 佑梨ちゃんが僕に馬乗りになりながら言う。

「まだまだこれからだからね。朝までやるよ?」

「あひん・・・ひいん・・・・・」

「体力のない翔太くんにはつらいかもだけど、せいぜいがんばってね」

 短い休憩が終わる。

 彼女が僕を犯し始める。

 そのニンマリと笑った表情。

 それが本当に綺麗で、僕の体は無条件で屈服してしまっていた。



 *



 犯されまくって、朝がくる。

 彼女の獰猛な性欲がようやくおさまる。

 ソファーで、背後から佑梨ちゃんに抱きしめられながら、ぼんやりと動画サイトを眺める。もはや定番となった格好。彼女のムチムチの太ももの上に乗せられ、大きすぎるおっぱいで背中を潰される。僕の体の前にまわされた彼女の両腕が、ぎゅううっと僕のことを抱きしめている。まるで一つになったみたいに、僕らはソファーに座っていた。

「翔太くん、同棲しようよ」

 背後から耳元で囁かれる。

 片手で頭を優しく撫でられながらの言葉。犯されすぎて体力がつきている僕は、そんな彼女の言葉を聞いて、幸せいっぱいになってしまう。

「う、うん。でもいいの?」

「なにが?」

「部長とかも、同棲まではしてなかったんでしょ? 付き合ってまだ少ししか経ってないけど、いいのかな」

 彼女がふふっと笑った。

「翔太くんなら大丈夫だと思う」

「そ、そう?」

「うん。わたしたち、体の相性もばっちりだしね」

 カリカリカリッ!

 唐突に佑梨ちゃんが僕の乳首をいじる。

 体に電流が走り、軽くメスイキをして、「あひん」という声が漏れてしまった。

「反応がとびっきりかわいいんだよね。もっともっと、いじめたくなっちゃう」

「ゆ、佑梨ちゃん・・・・だ、だめえ・・・・」

「なにが~?」

 カリカリカリッ!

 乳首責めがやまない。

 僕の体が痙攣する。

 彼女の大きな体に抱きしめられて、身動き一つとれなくさせられながら、乳首だけを虐められて、メスイキしていく。ふふっと、佑梨ちゃんが耳元で笑った。

「これから、毎日、気がすむまで翔太くんのこと虐められると思うと、とっても楽しみだよ」

 ぎゅうううっと抱きしめられる。

 それだけで僕はじんわりとした幸せを体全体で感じることができた。メスイキの余韻のまま、彼女の体に吸収されるみたいに埋もれる。

「合い鍵も渡すから、保管は注意してね」

「う、うん」

「なんだか最近、身の回りのものがなくなることが多くてさ。セキュリティーには気をつかいたいんだ。翔太くんもよろしくね」

 そう言って佑梨ちゃんが僕に鍵を渡してくれた。

 それは彼女の僕に対する信頼の証のように思えた。

 嬉しくて、それをぎゅうっと抱きしめる。

「ふふっ、翔太くん眠そうだね」

「そ、そうだね。さすがに夜通し、やりっぱなしだったから」

「ま、体力のない翔太くんじゃあ、仕方ないかな」

 笑って、彼女が僕の体を抱き起こした。

 そのまま、赤ん坊でも扱うようにして、僕の体をひょいっと持ち上げると、180度回転させられる。

 真正面。

 そこで笑う彼女の姿を見て、僕は圧倒され、すべて支配されてしまうように感じられた。

「ここで寝ていいよ?」

 優しく、彼女が僕の顔面をおっぱいに誘う。

 その乳肉のふくらみに顔を埋もれさせる。

 甘い匂いと、極上の感触。

 それだけで僕は目をトロンとさせ、体を弛緩させてしまった。

「おやすみ、翔太くん。これからよろしくね」

 優しい声。

 僕の意識がおちていく。

 彼女に頭を撫でられながら、幸せいっぱいで、僕は眠りについた。



つづく