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気がつくと俺は、小百合にお姫様だっこされていた。
体と顔面には今だに痛みが残っており、小百合が歩くごとに伝わる振動だけで傷口がうずく。
小百合がゆっくりと廊下を歩いていく。
お姫様抱っこ。
俺のような小さな体を抱きかかえることなど、小百合にとっては造作もないことなのだろう。
余裕の表情で俺のことを抱きかかえ、廊下を歩いていく。
「あ、お兄ちゃん、気がついたんだね」
頭上から満面の笑みで、小百合が言う。
俺は意識がまだ完全に戻っておらず、ボンヤリとした眼で小百合の顔を見つめることしかできなかった。
「ごめんね、お兄ちゃん。ちょっとやりすぎちゃったみたい。お兄ちゃん、気絶しちゃったんだよ? ぜんぜん抵抗がないなーって思ったら、白目むいて気絶してるんだもん。ビックリしちゃったよ」
「……ア…さ、さゆりさま……」
「くす。いいんだよ、お兄ちゃん。勝手に気絶したこと、小百合怒ってないから。それに、小百合も反省してるんだ。ちょとやりすぎちゃったってね。今までも、こんなにお兄ちゃんのことイジメたことないもんね」
「ア……あ……」
「お兄ちゃんの顔、涎と涙で汚くなっちゃったから、お風呂はいろーね。大丈夫。体が動かなくても、小百合がお兄ちゃんの体あらってあげるから」
「さ、さゆりさ……」
ノシノシと小百合は歩いていく。
途中、両親がいるリビングに近づくときにはさすがに駆け足で通り過ぎる。
そして、1階にある風呂場にたどり着いた。
「はーい、脱ぎ脱ぎしようねー」
まるで幼稚園児を扱うように、小百合は俺の体から衣服を剥ぎ取っていく。
そして、自らも下着をふくめてすべて脱ぎさり、俺の手をひいて風呂場へと入っていった。
意識が朦朧とするなか、俺は小百合のなすがままにされる。
スポンジにボディーソープをつけ、俺の体を万遍なく洗っていく小百合。
よいしょ、よいしょ、と可愛らしい声をあげながら、俺の背中を流してくれる。
その際、小百合の大きな胸が俺の背中に押し付けられていた。
二つの突起が俺の背中ですれる。
そんなことすべてが、俺から理性というものを刈り取っていった。
妹に腕力でメチャクチャにされ、さらには色気でもって陶酔させられる。
俺のなかで、何かが壊れていくのを感じた。
今まで必死の思いで守っていたものが、瓦解していくのが分かる。
それほどまでに今日の責めは圧倒的だった。
もはや、小百合が妹だとかなんだとか、そんなことは関係ない。
ただただ崇拝の対象。
絶対的な自分の上に位置するご主人様。飼い主。
血がつながっているとかそんなことは、もはやどうでもいいことになっていく。
服従する。
だから、もうひどい目にあわせないでくれという思いだけが、俺の心をしめていった。
「は〜い。じゃあ、ゆぶねにつかろーねー」
「…………は、はい」
小百合様に抱きかかえられ、俺の体は湯船へとつかる。
当然のように小百合様は俺の背後にまわり、一緒に風呂の中に入る。
小百合様の大きな体が湯船にはいることで、お湯がザバア! と勢いよくあふれかえる。
少しばかり窮屈な湯の中、小百合様は俺のことを後ろから抱きしめ、俺の頭の上にアゴをおいてから喋りはじめた。
「お兄ちゃんの叫び声、今日はすごかったね。死んじゃうんじゃないかってほどに絶叫してたもん。えへへ、小百合も興奮しちゃったよ」
「さ、さゆりさま……」
「ふふふ、今もすっかり夢心地になっちゃって……そんなに小百合の体がすきなの? ほら、もっと押し付けてあげよっか」
すりすりと、小百合様が自分の胸を俺の背中に擦ってくる。
極上の二つのふくらみが背中で潰れ、さらには理性が吹き飛ぶかのような二つの突起が背中を蹂躙する。
妹の戯れに性的興奮を感じてしまう哀れな兄。
それでも、今回は抵抗なんてできなかった。
いや、抵抗しようという気持ちにすらならない。
このまま小百合様の体を感じていたいと、俺は後ろから抱きしめられながら思った。
「えい!」
「ギャはあ、ムムウウ!!」
突然、小百合様が腕に力をこめる。
俺の体に小百合様の腕がまきつき、ぎゅうううと抱きしめられる。
その抱きしめは、右腕一本だけで行われており、残りの左手は俺の口元を押さえつけている。
悲鳴があがって親に気付かれないように、小百合様は俺の口元を押さえつけ、そして片手一本だけで俺の体を抱きしめる。
ただそれだけのことで、俺の体はギリギリと軋んでいった。
「えへへへ、小百合の体がおしつけるだけでそんなに気持ちいいんだったら、もっと押し付けてあげるよ。おもいっきり抱きしめてあげる。ぎゅううううってね!」
「ムムフウウウ!!」
「叫んでもムダだよ、お兄ちゃん。小百合が片手でお兄ちゃんの口元押さえつけてるからね。それでもって、もう一本の腕で……」
えい、という可愛らしい声が響く。
さらに、小百合様の腕に力がこめられ、俺の体からボギ! という嫌な音が響いた。
全身を包み込むようにして抱きしめられる。
小百合様の豊かな体が凶器にかわる。
色白で、白い陶器のような肌が、無骨な俺の体を侵食する。
ぎゅうううっと抱きしめられる。
背中には、当然のように小百合様の爆乳が押し付けられ、その大きな胸はプレス機の一部にかわっていた。
小百合様の体に埋もれる……
後ろから犯されるように、俺の体は小百合様に潰されていった。
「ムフウウウウッッ!!」
「すご〜い。小百合の左手に、お兄ちゃんの叫び声が直接ひびいてくるよ〜」
「ムムム!! ムフウウウウ!!」
「ん〜、でも、さすがに左手だけじゃ、完全にお兄ちゃんの叫び声消せないね。くぐもってるけど、けっこう大きな声になっちゃってるし、これじゃあ、お父さんとお母さんに気付かれちゃうかも」
「ムウウウウっっ!!」
「あ、そうだ! こうすればいいんだ」
俺の事情などおかまいなしに、小百合様がいきなり動きをみせる。
一瞬だけ抱きしめの力を緩め、俺の体を持ち上げた。
両脇を下からかかえ、子供を風呂にいれる母親のような感じで俺の体をつかみ、小百合様は完全に俺の体を真正面に向かせた。
俺の目の前、そこには満面の笑みの小百合様の姿がある。
何をされるのだろうと思う矢先―――
「ムフウウウウ!?」
いきなり、小百合様の大きな胸の中に顔を埋もらされた。
俺の顔全体に、小百合様の柔らかい双丘が押し付けられる……。
「むふうううっつううう!!」
「はい、準備かんりょ〜。さっきよりも悲鳴が小さいね。よしよし、じゃあ、さっそくいくよ〜」
それ、というかけ声。
俺の顔を生乳の中に埋もらせたまま、小百合様はその艶かしい両脚を俺の体にまきつけさせる。
そして、さきほどと同じく、ぎゅううっと力をこめた。
今度は腕ではなく脚。
女ヘビに丸呑みされるような様相で、俺の体は小百合様の餌食となってしまった。
「ムフウウウウ!!」
「ほらほら、お兄ちゃん、嬉しいでしょ? お兄ちゃんの大好きな小百合の胸おしつけられてるんだから」
「ふううううッッ!!」
「えへへへ、お兄ちゃんの悲鳴、かんぜんにシャットアウトだね。小百合の胸に振動が響くけど、ぜんぜん外には聞こえないもん。これだったら、もっと力いれても大丈夫だよね」
バギバギイィイィ!!
ベゲベギグブ!!
ベギイイイィィン!!
「ムムッブムフウウウ!!」
「すご〜い、お兄ちゃんの体、脚だけで潰れてってるよ? もうちょっとなら大丈夫かな」
「ムッギュウウウ!!」
小百合様の艶かしい両脚に挟み込まれ、潰される。
その間も俺の顔面には小百合様の生乳があり、そこに絶叫を強制的に吐き出された。
命を燃やす必死の悲鳴が、なすすべもなく小百合様の胸でくぐもらされる。
俺の頭部が、すべて小百合様の爆乳の中に埋もれている。
食べられる。
食べられちゃってる。
自分の頭が、小百合様の胸に食べられちゃって……
「そうだ。これでお兄ちゃんの頭も、小百合の胸で潰してみれば、けっこう面白いかも」
とんでもない言葉が、耳元まで小百合様の胸で埋もれている中、くぐもって聞こえてきた
そして、その言葉どおりの地獄が、次の瞬間展開された。
「―――-えい!!」
「ムッギュフウウウ!!」
俺の頭は小百合様の谷間に挟み込まれ、その爆乳で潰されていく。
小百合様の両手は自分の胸を両側からおしあげ、谷間の中に挟まれている俺の頭を壊そうとこころみる。
本来ならば柔らかくて、マシュマロみたいで、気持ちのいい小百合様の大きな胸。
それが、俺の生死を決定づける存在に変わる。
頭部を包み込む小百合様の爆乳。
それは、俺なんかよりも格段に高次元の存在だった。
殺される。
その大きな胸に潰されて殺されてしまう。
「ほらほら、嬉しいでしょお兄ちゃん」
「ムッフムムム!!」
「アハ、すごい悲鳴〜。私の胸に直接ひびいてくる〜。この感じけっこういいかも。病み付きになっちゃうよ」
むっぎゅううう!! と、小百合様はさらに、俺の頭を潰していく。
さらには、尚もまきついた小百合様の両脚。
わき腹にくいこんだ妖艶な生脚が、俺のあばら骨を粉々にしようと力がこめられる。
顔面には小百合様の爆乳。
わきばらには、小百合様のカモシカのような生脚。
女の特性をいかした肉地獄。
俺の体は、完全に小百合様に掌握され、ベギバギと潰されていった。
妹の体に埋もれ潰されていきながら、俺の精神は段々と壊れていった。
何が小百合様にあったのか、今までよりも苛烈な責め。
まるで犯されるようにして、小百合様にイジメられる。
精神が屈服する。
もはや、助けてくれと思うこともなかった。
自分の妹に手も足もでない。
そのことで今まで屈辱を感じ、コンプレックスを感じていたのだが、俺の中の何かが完全に壊れてしまったのを感じた。
実の妹をなんの迷いもなく自分よりも上の存在なのだと認識する。
俺のようなウダツのあがらない人間ではなく、神様に選ばれた高位の存在。
そんな雲の上の女の子に、何をされたって文句があるわけがなかった。
文句もなく、ただ俺は目の前の女性に尽くしたいと思う。
玩具としてでもいい。
小百合様が喜んでくれるならば、それでいい。
尽くしたい。
妹としてではなく、自分の上に立つ女性、ご主人様に、自分のすべてをささげたい。
そんなことを思うほどに、俺の精神は完全に壊されてしまっていた。
「えへへ、ほら、もっともっと〜」
バギバギと潰されていく自分の体。
しかし俺は、激痛の前に、そんな小百合様の胸と生脚をおしつけられていることが嬉しくてならなかった。
実の妹に、肉体の前に精神を壊される。
小百合様にイジメていただけることが何よりの至福で、俺はそんな幸福感に酔いながら、ゆっくりと意識を手放した。
(続く)